超「時間脳」で人生を10倍にする

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796670777

作品紹介・あらすじ

24時間を無限に使う脳の簡単トレーニングをドクター苫米地が伝授。

感想・レビュー・書評

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  • 日本の会社がなぜ生産性が低いのか。会社だけではなく学校も個人も議員にいたるまで。
    日本という国は、まさに「仕事をやりたくない人たちの集団」なのです、と。アハハ バレました?

    お金も時間もともに幻想。どちらも無限に増幅させることができる。相対的な価値しかないもの。
    スルッと読んでしまいがちだが、すごいことを言ってるぞ、オイ

  • 感想
    人より動いている人。どうやって時間を確保しているか不思議な人がいるが、時間感覚の違いが結果の違いをもたらしている。24時間は平等でない。

  • 時間は未来から過去に流れている
    は印象に残った。意識したい。
    この本に書いてあることを実現するには自分勝手さが必要だと感じた。かいつまんで取り入れたい!

  • 正しくないことはないけど、器が小さい印象もある。

  • 日常におとしこめそうなトレーニングがいくつかのっていて、参考になった!


    時間を有効的に使えるようになるためには、時間的感覚をかえること。
    同じある一定の時間に対して、人によっても、また、その状況によっても感じ方が変わる。ということは、10分を1時間、と考えられるようになると、より多くの時間を味わうこと、持てることになる。
    その感覚を持つためにできることは、情報処理能力をあげること。行動的にも、思想的にも。

    ①人の話を聞くのも、五感をフルに使う。雰囲気を味わう、座ってる椅子、回りの音、臭い、空気感、見えるもの、味わいなど。ついでに、3次元、4次元で見る、どうやって作られたか、ここまで来たか。

    ②同時に2冊の本を読む。それも無意識に処理できるように。初めは、写真集等を使い、何を感じるか、も同時に味わう。

    ③10分すぎたのを、1時間過ぎたと思う。今までの行動を2分の1、最終的に6分の1の早さにする。

    ④一瞬でメニューを決める

  • クロックサイクル・並列度・グレインサイズの3つを鍛えれば、周りの人よりも同じ時間で何倍ものタスクを処理できるようになりますよ、といった感じの内容の本。

    個人的にはクロックサイクルと並列度のお話はまーまー納得できたし面白かったです。ただ、この本を読めば上の3つを完全にマスターできますよという訳ではないです。

    この本に書かれている上の3つの考え方やタスク処理の方法論を理解することに意味があるのかなと思います。それを理解しているのかどうかで自分の動き方が大なり小なり変わるので、それが重要なのかなと思います。

    内容はそんなに深いことが書いてある訳ではないですがw、1つの考え方として知っておいて損はないのかなといった程度なので、この評価。

  • いつもの苫米地氏のアドバイス。簡単にまとめると、脳を加速するには次の3つの能力を上げるのが効果的ということ。
    (1)処理速度(クロックサイクル)
    とにかく一つのことを早くする。レストランでのメニュー選択にかける時間、新聞を読む時間、レポートの作成にかける時間全てを2倍、3倍、10倍速で行うようにし、それを定着化(コンフォートゾーン化)させる。

    (2)並列度
    五感を常に開き、無意識で一度に感じ、考え、行えることを増やす。一つの物事に対して、必ず多方面からの切り口で考えながら見聞きする。

    (3)抽象度(グレインサイズ)
    並列度とバッティングしやすいが、その時に苫米地氏は抽象度を優先した方が良いと説く。具体的な動作の並列処理より、高次元の意思決定をした方が結果的に行える事柄が増えるから。そのためには幅広い知識を持ち、自分の無意識のフレーム(行動様式)を疑うことを勧めている。

    また、以上の能力向上の成否は、良いゴールの設定にかかっているとし、次の3つを押さえたゴール設定を奨励している。これらを思い描くことでゴールがコンフォートゾーンになり、今の自分の立ち位置に居心地が悪くなるという。
    1.ゴールは"Want to"であること
    「医者にならなければならない」ではなく「医者になりたい」であることは言うまでもない。

    2.ゴールは遠ければ遠いほど良いこと
    「医者になる」「年収一億円稼ぐ」といった職業や経済レベルの目標は単なる手段に過ぎず、「その先に何をしたいか」という遠大な目標を掲げる。

    3.ゴールを達成した状況を臨場感を持って思い描く
    その遠大な目標を達成したときに自分がどのように感じるかを、実際にその場にいるかのように具体的にイメージする。

    あと、実務の優先順位の付け方で効果的なのは積み上げたタスクを上(最後に来たもの)から処理する「スタック方式」とも主張している。古い仕事は処理されない可能性が残るが、いつまでも残っている仕事は結局不要なものだからやらなくても良い、ということ。

  • 当たり前っちゃ、当たり前のことだな。処理速度をあげる。
    しかし、時間は自分の感覚っていう考え方は重要だと思う

  •  時間の密度を上げれば1日は何倍にも使える。

  • いつもの苫米地本でよかった。
    良くも悪くもどの本を読んでも似たようなことが書いてあるからなぁ。

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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