私の結婚に関する予言38 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C よ 1-1)

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796671637

感想・レビュー・書評

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  • 表紙、裏表紙のイラストが読む気を無くしていて長い間読まなかったのだが、読んでみるとその展開の早さにサクサクと読み進めていた。読んだあとには漫画の様な印象が残るが、文章は上手かった。

  • いや、おもしろかった。
    スピーディでノリつっこみな感じも、くどくなくていい。

    ラブストーリー…かなぁ?
    たしかに色恋沙汰はあるけど、
    惚れたはれた、ヤっちゃいました、で、
    とても“恋愛”とは言いがたい。
    それは主人公が恋愛したい、結婚したいと言いつつも
    それが二の次、三の次のキャラだから。
    それでいいと思う。
    ヒロ君のくだりとか、前の方を読み返すぐらい、
    うすかったぁ。一人一人が。

    介護の現状というか、医療の現状というか、
    そっちの方が読み応えがあった。
    どっぷり医療になっちゃうとヘビーになっちゃうからだろうけど、
    ご自身の経験をフルに生かした
    彼女のどっぷり医療の作品を読んでみたい。

著者プロフィール

『私の結婚に関する予言38』(宝島社文庫)にて第3回日本ラブストーリー大賞のエンタテインメント特別賞を受賞し、2008年デビュー。近著に『ブラッド・ロンダリング』(河出文庫)。そのほか、「原麻希」シリーズ(宝島社)、「新東京水上警察」シリーズ、「海蝶」シリーズ(ともに講談社)、「十三階」シリーズ(双葉社)、「警視庁53教場」シリーズ(KADOKAWA)、「感染捜査」シリーズ(光文社)など著書多数。

「2023年 『警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 グリーン・ファントム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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