追憶の雨の日々

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著者 : 浅倉卓弥
  • 宝島社 (2009年8月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796672153

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追憶の雨の日々の感想・レビュー・書評

  • 最初から息苦しさを感じながら読んだ。短いのですぐ読めるが、その中に小説としての良さもある。私は好きです。

  • 不器用にしか愛せなかった、あの頃。
    そこにはただしっとりと冷たい雨が降り注いでいる。
    一面に沈んだ色彩の中に、僕は今もあの赤い傘を探している。
    (アマゾンより引用)

    これは切ない(PД`q。)
    ラスト切な過ぎやな…
    ラブストーリーっぽかったけど、嫌いなタイプの話じゃなかった(*´∀`*)

  •  村上春樹っぽいです。四日間の奇跡がとても好きだったので、こっちの路線に行ってしまったのが残念です。
     世の中をちょっと斜めに見て、ちょっとだけ溶け込めない、自分の決めたルーティンの中で生きている主人公が、いつもと違う何日かを過ごし世界観が変わる。そんな話でした。

  • 良かったです。
    切ないラヴストーリー?
    「ブ」じゃなくて「ヴ」なのはストーリーのせい?
    読み始めのころから、ラストはある程度予想できていましたが、悲しい?結末?ハッピーエンドには違いないんでしょうけど、やっぱり悲しい。
    読み手が男と女では感想も違うのかなって思いました。

  • とりあえず、今目の前にいる人のことを
    ちゃんと見なきゃダメだと思う

  • 結末も読めるし、設定もありきたり、凝ったプロットはない。
    でも、何となく先が気になり一気に読みました!

    中学を卒業して何年ぶりかで再会した彼女は娼婦として現れる
    そして彼女は再び雨の日に赤い傘をさしてマンションに訪ねてくる

    彼女には何があったのでしょう

    暗い作品でした!
    お隣に住むファミリーの幸せが救いです

  • 二十代最後の一日が雨だったことに、僕は特別何の感慨も覚えなかった。
    そういい切ってしまえば嘘になる。その証拠に僕はそれまでの十年余りの間に数十回しか開かなかった日記帳にその日付けを残してもいる。





    前の奇跡の四日間?の方が面白かったなー。なんか、舞台みたいな小説。

  • 今ある幸せを大切にしたくなる、そんな気持ちを呼び起こす一冊。
    漫然と生きていて、本当に普通の主人公に共感することができる。

    どこからどう見ても、王道に幸せな二人が、なんとなく不安定で、心が揺れた。
    小説内の世界に入り、二人の続きが気になり、続きが読みたくなってきた。
    読後、じんわりと涙が出る。本を持っただけでも、涙が出るようになる。

    梅雨の季節、雨の音を聞きながら読んでみるのもいいかもしれない。

  • 浅倉氏は私の中でデッドボールかホームランな作家ですが、今回はホームランの方でした。

    生きがいも目標もなく無為に生きる男が、
    運命的に再会した同級生と一緒に暮らした日々の話。

    もう最初っから別れに向かって走っています。
    終わりを感じさせながら、
    ゆるやかな日常が淡々と綴られていく。
    影のなさが逆に怖い。

    お隣の家族が主人公と対照的な存在として描かれていて、印象的。
    別にたいした事件も起こらないし、
    男女が出会って別れるただそれだけの話。
    それが恋が終わったら何も残らなかったという妙なリアリティを後押ししている。
    主人公の未来は前進しているのに、まったく幸せに感じないこの寒さ。

    たぶんこれは男性が読むと、女よりもっともっと傷つくだろうな。
    そしてメンタル弱ってるときに読むべきだ。
    人生が充実していると浸透力が弱い笑
    傷をじわじわいたぶる物語…。

  • AMAZONで紹介されたので購入。
    なんか題名とカバーの雰囲気にだまされた感あり。

    たりんなー。

  • これを読むと、無性に雨が恋しくなるのです。

  • 切なさのなかに優しさが感じられる作品。変わっていくものと変わらないものが、丁寧に描かれていた。

  • 買った女は昔の恋人。ダメな二人の話

  • 買った女が中学の同級生だった。その彼女と同棲する話。

  • 最後の数行で泣かされました。

  • 今までの浅倉さんとは随分イメージの異なった一冊な気がする。文章はとても綺麗だがラストへの結び付きやストーリーの運び方などとても意外だった。このラストは浅倉さんらしくなくてあまり好きじゃないかも。いきなり的な部分も多かったし、現実的なのか空想的なのかも曖昧で読了後はもやもやとした感情だけが残った。

  • 偶然再会した中学の時同級生だった女性と始めた同居。幸せなはずのシーンでも、それが追憶であると分かっているから切なくなる。
    2009/12/18

  • あの時ちゃんと話を聞いていれば…こうしていれば…後悔はあとからやってくる。
    何かを隠したままでは幸せにはなれないんだ。

  • 必要以上に他人と関わることもなく停滞した日常を送る司法書士の祐司が、気まぐれに呼んだコールガールは、かつての同級生だった。偶然の再会から、ふたりがともに暮らした日々を、祐司が悔恨に満ちた口調で振り返る物語だ。
    最初から理不尽な別れは示唆されており、話の展開は想像通り。センシティブな作風や洒落たモノや比喩が登場する文体も、悪くはないと思うのだけれど、大崎善生など、他の作家の作品と真っ向からかぶっていて、どこかで読んだことがあるような話だ、という最初の印象が最後まで拭えなかった。
    なんとも思わせぶりなままに話は終わってしまい、拍子抜けした。よくある<他者とうまく関係を築けない繊細な人間の恋愛小説>、といったかんじ。

  • 久々の新作?と思ったら、未発表作品のようでした。
    切ないお話だったけど、納得できる終わり方で良かったなと思いました。
    2009.12.2〜12.4読了

  • 市川拓司に似た雰囲気

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