般若心経は間違い? (宝島SUGOI文庫) (宝島SUGOI文庫 D す 1-3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796672238

感想・レビュー・書評

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  • 購入した。

  • 空観と虚無主義を混同してしまっていることに逆説的に気付かされた。

  • 大きなお世話、という感じの本。日本人の心に無意識化した「心経」だそうだが、「間違い?」ではなくて、地理的環境に馴染んでその地の民族に最適化された結果だというべきだろう。またこの本では、仏教がいかにも一神教のように見えてくる。釈迦という存在がキリストと同じように絶対的な存在であるかのように説く。だからスリランカの釈迦が最も本人の生に近いと、その正しさをいうのである。それはおかしいだろう!やはり小乗仏教はそういう傾向にあるのだろうなという事がよくわかる。

  • (2009/9/24読了)タイトルには「?」が付いてますが、結論から言うと、般若心経は初期仏教の教えからすると(正しい部分も勿論あるが)間違っている部分もある、とのこと。日本人に大人気のこの経典をメッタ斬り(笑)

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著者プロフィール

アルボムッレ・スマナサーラ
Alubomulle Sumanasara

テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)講師を務めるほか、NHK Eテレ「こころの時代」「スイッチインタビュー」などにも出演。著書に『サンユッタニカーヤ 女神との対話 第一巻』『スッタニパータ「犀の経典」を読む』『ダンマパダ法話全集 第八巻』『ヴィパッサナー瞑想 図解実践─自分を変える気づきの瞑想法【決定版】』(以上、サンガ新社)、『怒らないこと』(だいわ文庫)、『心は病気』(KAWADE夢新書)、『ブッダが教える心の仕組み』(誠文堂新光社)、『ブッダの教え一日一話』(PHP文庫)、『70歳から楽になる』(角川新書)、『Freedom from Anger』(米国WisdomPublications)など多数。

「2023年 『無常の見方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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