<風俗>体験ルポ やってみたら、こうだった (宝島SUGOI文庫) (宝島SUGOI文庫 A も 1-1)

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796673419

感想・レビュー・書評

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  • この人の書く文章…なんというか心がなくて乾いていてつまらないですね。
    こういうエロ取材の臨場感も全くなく、はじめから終わりまでずーっと平坦で読み切るのにかなり苦労しました。
    性や女性に対してドライなわけではない(モテない)上に、取材にも関わらずパーティーでもガンガンいかないし本当につまらなかったです。

  • 世に溢れる怪しい風俗の世界に、一介の客として潜入してみたらどうなるだろうか。
    取材費は使い放題、同行するのは辣腕編集者とうでっこきのカメラマン。
    雑誌ジャーナリズム魂をカハンシンニみなぎらせ、体当たりで挑んだ渾身のルポルタージュ。

    体験しているのは
    ・夕刊紙3行広告風俗
    ・伝言ダイヤル
    ・人妻風俗嬢
    ・人妻との出会い
    ・超高級会員制秘密倶楽部
    ・裏ビデオ
    ・キャバクラ
    ・超高級デリバリー風俗
    ・異色風俗
    ・パーティー
    ・沖縄風俗
    ・通販グッズ
    ・カリスマ風俗嬢
    ・出会い系サイト

    なかなか体験することができないので気になる世界。
    体験しているのが1998年~2001年なので、情報としては古いですが、それはそれで楽しめました。
    性的な描写は少なく、興奮するための本ではないです。

    アダルトグッズの章で紹介されていたこんな商品とその説明文。
    『機械神ギーガ・ギス弐号』(黒光りする数珠のようなもの)
    「機械神ギーガ・ギス弐号、娯楽の殿堂に向かって激進開始!パチンコやパチスロなどのメカニカルギャンブルで、強力な威力を発揮する機械神ギーガ・ギス弐号のパワーがチャージされたPハッカーG2。確率論とあう理屈を越えた次元から作用するギーガ・ギス・テクノロジーは、その剰りにもスゴイ効果ゆえに、業界の一部で悪魔と恐れられています。」
    「超運が到来!全自動開運システムは当社だけ!怒級の開運パフォーマンスを発揮する次世代開運エンジン、メタトロンをフェティッシュ全機に搭載!アストラルマネージメント機能に占星術アーキテクチャを採用した自動運勢予知システムで、運気上昇のベクトルを開運軌道に強制誘導!」
    こんな面白い文章が読めるなら、僕も成人誌の広告読もうと思いました。

  • 2009年刊行(ただし、単行本は2003年)。性風俗のありようを潜入形式でルポしたもの。伝言ダイヤルが残存しているのが、当時の世相を反映しているが、その他はまずまず。特に「裏ビデオ」の詐欺っぷりはなかなか。ただし、著者が述懐しているが、当時は雑誌媒体の最後のあだ花で、青天井の取材費と破格の原稿料がこのような取材を可能にしたという。つまり、現在はこのような取材は無理だということだ。他方、"人妻"の持つ性風俗の記号としての価値(タブーに挑戦するという背徳感)が21世紀初頭に生まれたことは著者が特筆するところ。

  • 読んだことがあるかも。しかし面白かったからいいか。時代の流れも感じます。

  • 正直・・・・内容が古かった。
    風俗ルポなら中村うさぎがデリヘル嬢を体当たりでやった奴が面白かった。

  • やっぱし、いまいちやった。もう少し描写がよければ興奮するが・・・

  • 私は女性なので、この本は筆者よりも取材対象の女性側に感情移入してしまいました。
    女性の言葉(営業トークであったり、女性が「お客様」に対して営業用に設定したであろうプロフィール等)を素直に受け止めている筆者の純朴さに少し歯がゆい気持ちになりました。
    また、筆者が仕事を忘れ、伝言ダイヤルにのめり込んだり、「VERYな人妻」に執着する様が人間らしくて良かったです。

  • 読了。面白かった。やっぱり本橋さんは読ませる力がある。(2012/4/6)

    32番乗り。渋谷TSUTAYAにて購入。未読。(2011/3/8)

  • 江戸時代、遊女が惚れる客のことを間夫(まぶ)と呼び、転じて希少価値のあるものをマブダチ、マブイになった。

  • 書棚で手にとって少し読んで返して、やっぱり気になって引き返して買った1冊。笑
    読みやすく、「こんな風にして騙されてるのよみんな」みたいなことがよく分かる。
    文章が全体的に感傷的すぎるのが、気になる。

  • 女子なので買い手側にまわることは困難なので、こういうの興味あります(笑)
    FRIDAYの特集で、最中の描写がメインではないので女子でも読みやすいです……キャバクラとか風俗でどんな子がくるのか、というのは女子的にはあまり興味ないんですが、むしろ笑えたのは延々と騙され続ける裏ビデオの事情(最後の捨て台詞のような業者のメモがおかしい)。
    あとは萎えまくる通販エログッズの数々かな………ほんとにこんなんでできる人いるのかな。
    ところでうちの会社の近所に有名中学受験用塾があって、夜遅くまでちびっ子が勉強しているのですが、帰り道疲れた顔してとぼとぼ歩いてる子に言ってあげたい、「東大出てもいい仕事とは限らないわよ」と。<仮性包茎治療アダルトグッズを試す仕事を試すFRIDAY編集者(東大卒24歳)。

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著者プロフィール

1956年、所沢市生まれ。著述家。早稲田大学政治経済学部卒。逍遙と実践による壮大な庶民史をライフワークとしている。著書に『東京最後の異界 鶯谷』、『上野アンダーグラウンド』『迷宮の花園 渋谷円山町』『全裸監督』など多数。

「2018年 『色街旅情 紙礫EX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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