「邪馬台国=畿内説」「箸墓=卑弥呼の墓説」の虚妄を衝く! (宝島社新書 296)

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著者 : 安本美典
  • 宝島社 (2009年9月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796673488

「邪馬台国=畿内説」「箸墓=卑弥呼の墓説」の虚妄を衝く! (宝島社新書 296)の感想・レビュー・書評

  • 一般には邪馬台国畿内説が優勢であるように見えるが、実は一部の研究グループによる恣意的なメディア操作によって成立していることを、考古学は科学の一分野であるという立場を鮮明につつ、主張している。
    科学の証明にはそのデータや論拠に再現性がなければならない。すなわち、測定方法や測定値・試料を公開して、誰にでも証明可能である状態によって初めて客観性を持つ証明となる。
    ところが邪馬台国畿内説をとる某国立研究機関は、誤差の著しい年代測定によって、試料の精密な選別も行わず、自説に都合のよい結果だけを学会発表の直前にメディアにリークし、考古学学会において反論しにくい環境を作って、邪馬台国畿内説を考古学的常識であるように世論形成している。
    この本によって、僕は邪馬台国九州説を「だと思う」から「確信する」ようになった。

  • [ 内容 ]
    よそおいは「科学的」、内容は「支離滅裂」!
    歴博の研究グループの「炭素14年代測定法」による「箸墓古墳は卑弥呼の墓説」は、捏造に等しい。

    [ 目次 ]
    プロローグ 誤りと偽りの「箸墓古墳=卑弥呼の墓説」
    第1部 卑弥呼は箸墓古墳には眠っていない!(奥山誠義氏報告書―「歴博仮説」成立の確率(可能性)は五~一%以下である
    報告書『箸墓古墳周辺の調査』―箸墓古墳の出土試料は四世紀を中心とする年代を示す
    西田茂氏報告書―土器付着炭化物の測定値は、年代が古く出る
    新井宏氏の論文―歴博データが「歴博仮説」を裏切っている)
    第2部 箸墓の築造は四世紀半ばである(出土土器―ホケノ山古墳から布留1式期の指標、小形丸底土器が出土している;出土鏡―ホケノ山古墳からは中国南方、呉系の鏡が出土している;『古事記』『日本書紀』―箸墓は『日本書紀』の伝承どおり第十代崇神天皇の時代に築造された;『魏志倭人伝』―ホケノ山古墳・箸墓は『魏志倭人伝』の記述「棺あって槨なし」などに合わない)
    第3部 「邪馬台国=北九州説」の検証(私の邪馬台国論―北九州の勢力が大和に東遷した!;私の卑弥呼論―「卑弥呼=天照大御神説」)
    エピローグ これは第二の「旧石器捏造事件」だ!

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    [ 参考となる書評 ]

  • 歴博に対する弾劾文?「箸墓古墳がAD240-260頃に築造された」という歴博の仮説に対して、1.炭素14測年代測定の値が古くなる(または誤差が大きくなる)ように測定している 2.出土物 3.『日本書紀』『魏志倭人伝』の記述との不一致 4.古墳の形状 から否定。寧ろ前述の証拠から4世紀半ばが妥当、という論旨。あえて宝島社新書から出してるのもマスコミ対策の一環?著者は邪馬台国東遷説を支持。

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よそおいは「科学的」、内容は「支離滅裂」!歴博の研究グループの「炭素14年代測定法」による「箸墓古墳は卑弥呼の墓説」は、捏造に等しい。

「邪馬台国=畿内説」「箸墓=卑弥呼の墓説」の虚妄を衝く! (宝島社新書 296)はこんな本です

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