イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7)

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著者 : 海堂尊
  • 宝島社 (2010年1月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796673594

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イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7)の感想・レビュー・書評

  • 最近の医療系エンターテイメントと言えば、
    この「バチスタシリーズ」と
    「ブラックジャックによろしく」が記憶に新しい。

    「ブラックジャック」が医療行為の問題を
    テーマにしているのに対して、
    「バチスタシリーズ」は医療にまつわる制度を
    問題にしていて、その設定の緻密さと、
    現役の医者が書いているという説得力も含んだ上で、
    よりエンターテインメントとして昇華していると思う。

    正直、興味があることではない薄いテーマな上に、
    理解するのが難しいのに(aiについて)
    読んでいて、わくわくが止まらない。
    さあ、はやく下巻を読もっと!


    医療に全く詳しくないから、
    このシリーズを通して伝えようとしている
    テーマのひとつ「aiの必要性」のついて、
    ここまで執拗に訴える必要があるのか。
    物語を読んでいる限りでは
    この訴えは正しいし必要の様に思うけど、
    一方だけの主張だけを鵜呑みにして
    信じるのも危険な気もする。

    海堂先生がリアルで訴えていることに
    興味を持たせることが目的なんだろうけど、
    高度なエンターテイメントとして
    昇華されている作品なだけに、
    盲信は危険なのではないだろうか。
    (自身で調べて、支持するのは何の問題もないし、
    むしろ推奨したいと思ってますよ)
    ということを念頭に置きながら、
    桜宮サーガに付き合っていこうと思う。

  • 海堂尊さん「イノセントゲリラの祝祭」上巻、読了。「神々の楽園」教団信者が遺体を前に疑惑を抱き始めた後、東城大学医学部付属病院の4階では、講師の田口が高階病院長より無理難題を押し付けられようとしていた。それは厚生労働省の火喰い鳥こと白鳥圭輔からの依頼、ある会議に出席してほしいというものだった。。
    田口・白鳥を始めお馴染みのキャラが繰り広げる医療エンターテイメント第4弾。上巻は登場人物の紹介がメインで、ミステリー要素は無いに等しい。それでも主要キャラの会話のやりとりは面白く、新キャラの登場で興味も増していく。気になるところで下巻へ突入。

  • 今回のはさすがに映画、ドラマ化はできないでしょ。
    最初の頃の作品と比べて、何だかもう…確かに題材は医療だけど、手術をするわけでも医療の現場が出てくるわけでもなく、作者の持論を展開しているだけ。
    いっそ新書にすればいいのに、小説らしさが微塵もない。
    内容も専門用語が多くて、素人には難しすぎる。

    そして初めて出てきた変テコ古臭い関西弁、相変わらずの変なあだ名、無駄に長い正式名称。
    読む度にイラッ…。
    やっぱりこの人の作風は、私に合いません。

  • 事件は会議室で起こっている! 田口センセが厚労省の検討委員として招聘され、またもゴタゴタに巻き込まれた。今回は医療事故調に絡めて、行政上の異状死問題を取り上げる。都23区内の異状死体と都区外のそれの取り扱われ方の相違を描き分けている。宗教団体の信者暴行死事件も、上巻では店晒しのまま進行。新たな登場人物で、物語世界が膨張する(笑)

  • 感想は下巻にて。

  • 上下巻に分けるほどの厚さでしょうか?

  • 東城大学医学部付属病院4階。万年講師の田口公平は、いつものように高階病院長に呼ばれ、無理難題を押しつけられようとしていた。「お願いがありまして…」そう言って取り出した依頼状の差出人はあの火喰い鳥、白鳥圭輔。厚生労働省で行われる会議への出席依頼だった。幻の短編「東京都二十三区内外殺人事件」をプラスし、全面改稿した田口・白鳥シリーズ第4弾。,"
    厚生労働省をぶっつぶせ!!

    医療事故を裁くのはいったい誰なのか!

    東城大学医学部付属病院不定愁訴外来の責任者で、
    万年講師の田口公平は、
    いつものように高階病院長からの呼び出しをうけていた。

    高階病院長の”ささやかな”お願いは厚生労働省主催の会議出席。
    依頼主は、厚生労働省役人にてロジカル・モンスター、白鳥圭輔。

    名指しで指名を受けた田口は嫌々ながら、
    東京に状況することを了承した。
    行き先は白鳥の本丸、医療事故調査委員会。
    さまざまな思惑が飛び交う会議に出席した田口は、
    グズグズの医療行政の現実を知ることに・・・


    むずかしいけどわくわくして読めてしまう。

    常にそのスタンスのこの世界。

    ちょくちょく難しい単語が出てくるので私は混乱ですが

    厚生労働省メンツが出てくるとちょっと安心です。

    この方のシリーズファンが多いもので図書館で見つけたときはちょっと嬉しくなったけどね!

    さて

    今回の作品だけがまだドラマ化されていないという情報は手にいれていたのですが

    読んでみてなるほどな!と納得でした

    これ無理でしょ?できないでしょ!みたいな

    面白おかしく書いてあったけど今回のはミステリーじゃなくて今現在の医療関係の問題点の示唆!

    作者の主張がフィクションの小説という媒体で語られているというイメージです。

    本書の中では厚生労働省の役人とか頭の固そうな司法のお偉いさんを市民の目線にいる医師がこてんぱんにやっつけてくれるんですね。

    ほんで安心やと思ったらこれがフィクションの世界だと我に返るみたいな感覚に陥りました。

    作者が医師ということもあってこのフィクションにリアリティがありすぎて怖いです。

    まるで現実世界じゃない完全フィクションの世界と笑い飛ばしたいような内容が書かれているんだもん。

    どこまで本当でどこからフィクションなんでしょう

    今回の物語の主流は会議一本!

    なので事件を解決したり、殺人トリックを見ぬいたりなんてことはありません。

    社会派小説っぽいコメディですな。

    けれど相変わらず個性的なキャラクターたっぷりで彼らの通称名(火喰い鳥とか氷姫とか)聞くたびにドキドキします。

    今回一番ときめいたのがまさかのミスター厚生労働省八神さん!

    最初のほうは全然気にもしていなかったし絶対負け犬キャラだと思い込んでたのに!!

    彦根先生にアワアワさせられたり、いろいろ裏で工作しているときはむしろ白い目で見てたのに

    「てめぇ、この俺のハシゴを外しやがったな」

    のセリフにズッキューーーーーーーーーーーンときた

    この粗っぽい喋りがたまんね!

    さっきまでアワアワしてた人とは思えんわ!!!!!

    あとは電子猟犬がイケメンな事実と彼と組まされてる玉村警部補が好物です。

    いやぁみんな絶対好きだろ玉村警部補!私どんなキャラか知らんけど!

    意味もなく高嶺さんに奪われてほしい(ほんとに意味ないけどね)

    高嶺さんと白鳥さんの会話の流れが大好きです。

    スカーレットさん見てみたい!

    確研カルテット!カルテットの集合期待!

    円卓会議で次回は話を回してほしいな!

    「それなら俺を支持しろ。俺はいずれこの国のトップになる... 続きを読む

  • 多分再読2回目。「チームバチスタ〜」で医療殺人を解明する決め手となった死亡時画像診断の制度の成立を巡り、厚生労働省内外での利権の争いを各勢力が繰り広げる話の流れ。上巻なので詳しい感想は下巻に書く。登場人物が多く混乱するが、逆にこの制度がどのようになるのか。ゆっくり読んでいきたいと思う。

  • 下巻まで読了。実家に帰ったときに、妹がつまんなかったから捨てるとか心ないことを言い放っていたので、可哀想だから引き取ってきたら面白くて仰天、みたいな。海堂尊なんて今やメジャーすぎるからあえて手つけてこなかったけど、人気の理由はコレかぁ、と。ゴリゴリの医療ものかと思ってたら文章は若くてカジュアルだし、ラストの彦根の部分なんかスピード感あって一瞬でぺろり。すかさずバチスタを買いに走った次第でありました。

  • 面白かった( ´ ▽ ` )ノ。
    出版形態の面で問題が多すぎた前3作(ナイチン、螺鈿、ジェネルー)を終了して、ようやく「バチスタ」本来の続編が登場した、という感じ( ´ ▽ ` )ノ。
    変人・陰謀・私利私欲( ´ ▽ ` )ノ。
    組織(役所、病院)VS理想に燃えるヒーロー、という図式がはっきりしてきて、フジがテレビ・映画化したがる理由が分かった( ´ ▽ ` )ノ。「踊る」「海猿」とおんなじ構図だもんね( ´ ▽ ` )ノ。

    ムダな文章がかなり減ってきたし、空疎なウケ狙いも控えめになってきたし、小説としての完成度もグンと上がった( ´ ▽ ` )ノ。

    またエーアイ話か……と思わなくもないけど、これはもうドーソン作品すべての共通テーマなんだろうな、と割り切ることにした( ´ ▽ ` )ノ。
    結局、これを訴えたくて小説を書いているんだろうから( ´ ▽ ` )ノ。

    2016/01/25

  • 解剖に回される死体の数がそんなに少ないなんて思っていなかった。また、医師が見逃してしまえば、事件化されない事案もあるのかもしれない。

  • <上巻>2015.10.27 ~ 30
    <下巻>2015.10. 30~ 11.9
    ほとんど死因不明社会への警告と告発のような内容。日本では全死者数に対して解剖等の実施率は2%前後、警察取扱い死体(異状死)でも解剖率11.0%というのが実状で主要国と比較して極めて低率らしい。 何をかいわんやだが、最後まで突き詰めることなく曖昧部分を多く残しておきたい国民性なのだろうか。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    東城大学医学部付属病院4階。万年講師の田口公平は、いつものように高階病院長に呼ばれ、無理難題を押しつけられようとしていた。「お願いがありまして…」そう言って取り出した依頼状の差出人はあの火喰い鳥、白鳥圭輔。厚生労働省で行われる会議への出席依頼だった。幻の短編「東京都二十三区内外殺人事件」をプラスし、全面改稿した田口・白鳥シリーズ第4弾。

    【キーワード】
    文庫・ミステリー・医療・シリーズ・ドラマ化

    ++1

  • もはやミステリではないのでは、と思う内容に。
    今回はモンスター官僚白鳥のフィールド。

  • 医療ミステリーシリーズですが、今回は全然ミステリーじゃなかったなぁ。。
    作者が言いたかった、法医学とか死亡時検索とかの問題について書いた、限りなくノンフィクション的なフィクションですかね。
    前作を読んでいる人にはおなじみのメンバーが出ていますが、シリーズで出てきているエーアイを導入するまでの厚労省との戦いというか…
    別に戦っているわけでもないしなんだろう。。。という。
    厚労省の記述も出てきますが、作者の悪意というか悪いイメージを背負って出てくるんですね。
    個人的には厚労省はじめとして霞が関に出入りしていたこともあるので、描写が真実ではないので、ちょっと違和感が半端なかった。
    別に厚労省の肩を持つ気はないけど、フィクションとはいえなんだかなぁ。。と思った次第。

  • 医療事故をめぐる第三者機関を設立するための会議に集められた人々。
    しかし医師、法律家、被害者遺族、それぞれの立場が違いすぎて、「船頭多くして船山に登る」「会議は踊る」状態になってしまう。
    そうやって議論しているふりをして、何もしないのを最善とする官僚・法律家たちの思惑と、医師を守るために戦おうとする人々(イノセントゲリラ)の化かしあいのバトルの話。

  • ああー、こういう医療ビジネスだの法医学だのの検討会っつう内容は苦手だわ~~。
    読んでても頭を素通りして行ってしまう。。。
    結構、退屈。。。。
    読み出したので、一応、下巻も読むけど、海堂さんの本はもういいかな~。って思う。。。

  • 今回は、今まで以上に田口先生が出世し、厚生労働省の検討会でも堂々としているように思った。ヤクザによる死体遺棄については、穴場スポットがあるとは驚き。白鳥が、23区だと監察医病院に搬入されるということで、わざわざ死体の管轄ずらしをしているという点について、白鳥の良心的な側面を見たような気がした。

  • チビ1号、移動図書館にて

  • 話がブチブチ切れて読みにくい。
    ネタ出しの為の上巻。

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