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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
医療の現状に焦点を当てた読み物としてはとても興味深いが
娯楽小説としては個人的には★3つ。
面白くないわけではないが期待していた爽快感は得られず。
でも海堂尊作品はまた買ってこよう。
正直、これが完全なるフィクションだったらどうしようと戸惑った。あたかも現実に則したような内容と展開、登場人物の物言い。一市民としてフィクションであって欲しいと思える事象ばかりではあるが、あまりに自然すぎる、と。
あとがきで、この小説が限りなくノンフィクションに近いフィクションであると知って、変に安堵した。少なくとも、問題として公に提起されているテーマなのだなと。
現実に、白鳥・彦根スーパーコンビが出現するなら、さぞや痛快だし、ものごとの展開が早いのだろう。私自身普段から、病院にお世話になることもあるのに医療制度について知らないことが多すぎると痛感した。
この一連のシリーズで一番好きな作品。会話のやり取りでなりたつ本が好きなので。スカラムーシュに完全にもっていかれた。どうしてこうも魅力的なキャラばかりでてくるのだろう。
最初なんとなく既読感があったが、読み進めてみるとやっぱり読んだことああた(**)
今までの事件に対するミステリーものとは趣を異にして、厚労省を舞台とした会議サスペンス?と言う感じ。
これはこれで面白かったが、作者の意見を小説という形で聞かされている感がなきにしもあらず。
あと、登場人物にかたっぱしからあだ名をつけるのはこの人の特徴なんだろうか?
他の話に再登場する人も多いので順番に読まないとこいつ何だっけ?と理解できない部分があるのは考えものか?
まぁそんなものと言われると返す言葉もないが。。。
読んだ。
チーム・バチスタの白鳥・田口シリーズ第4弾。
下巻は現在の解剖制度の問題点を崩壊させるべく、恐ろしく
ロジカルで詰将棋のような討論が展開される。
自分の稚拙な読解力では展開についていけないこともしばしば^^;
思わずのめり込んでしまい、気がつけば移動時間じゃないときも
読書のために時間を割いて読んでいた
田口・白鳥コンビの第4弾の下巻で、舞台はついに厚生労働省。
万年講師の田口は火食い鳥の白鳥から厚生労働省の会議出席依頼が!?
崩壊寸前の医療行政に闘いを挑む男が絡み新たな展開が進む物語。
物語は佳境に進んで、ついに最終兵器の男が登場です。
最終兵器でした。
いやはやこの国の医療制度は崩壊していると思ってします内容でした。
でも読み始めるとあっという間に読めました。
素人の私でも分かりやすい内容でサクサクと進みました。
強いて言うなら問題が大きすぎて、前作『ジェネラル~』の方が受け入れやすかった。
現在の医療制度を辛らつにつついた作品でオススメです。
後半戦に突入し、予想通り盛り上がりを見せ、一気に読了。すごいのは会議という、今までの作品に比べてつまらなくなりそうな舞台でありながら、小説としての盛り上がりを損なうことなく、問題点や主張が分かりやすく伝えられていることてです。加えて、最後の元衆議院議員の談話にあるように、これが現実に起こってることと相違ないことです。医療に少なからず関わりがある自分としては、響くものがありました。ドラマ化や映画化は難しそうだが、おすすめです。
上巻は動的な、下巻は静的な物語の進行。小説で現実世界と比較しながら読むことは少ないが、この作品は、現実世界について考えさせられる。
下巻は集中して読んだ方がいい。
他のチームバチスタシリーズの作品と違い、事件を解決していく小説ではないので、他と比べると小説としての面白味が欠ける。
医療制度の問題点にフォーカスし、作者の考える理想の医療制度を読者に訴えていて、心を動かされる人も多いような気がする。
厚生労働省のダメさを訴えている点は、古賀茂明の「官僚の責任」に通じるものがある。
今回の作品はこれまでと趣が少し違っていて事件の謎解きが中心ではありません。死因究明があいまいになっている日本の医療行政や司法の問題をこの小説の世界を借りて告発しているシビアな内容になっています。 これまでの登場人物の活躍場面も限られている半面、田口先生の学生時代のマージャン仲間の後輩が活躍します。 医療業界の荒廃が叫ばれて久しい・・何年か前の産婦人科医の逮捕事件を思い出します。あれからますます... 続きを読む »
読了後の印象は、「今回は田口先生も白鳥もあまりぱっとしないな~」。八神や西郷、彦根などのインパクトがありすぎて、主役の二人が控えめになってしまっているのが少し残念。
上巻に続いて、どこまで本当なんだろう?という思いが強くなった。医療庁、本当に必要なんじゃなかろうか?
一気に読めるのはこのシリーズならではだが、個人的には読みかえさなそうなストーリー。
本書巻末の「解説」を読んで驚いた。本書はほとんどノンフィクションだというのだ。解説は橋本岳氏(前衆議院議員、前「異常死死因究明制度の確立を目指す議員連盟」事務局次長)。解説によると本書の「神々の楽園」事件のモデルは平成19年に発生した時津風部屋力士暴行事件だろうというのだ。また本書での見せ場たる「検討会」やその内容もすべてディフォルメはあるが実際に行なわれたモデルがあり、詳細は厚生労働省のウェブページで閲覧できるというのだ。
事実をエンターテーメントに昇華させた本書の著者の筆の力に驚くとともに、小説の中での荒廃した医療の世界が、実はわれわれのリアルな世界であったことに再び驚いた。われわれは、こんなひどい医療の世界に生きていたのかと。
天城医師(ブレイズメス1990)が、シリーズ中一番の演出家だと思ってたけど、彦根医師はまた違った意味での演出家だなあ。
対極にいるように見えるけど、私はよく似た2人だなと感じた。
パートナー(?)がいる分、彦根医師のほうが若干逆境に強そう。
下巻は彦根医師の独壇場に近くかなりすらすらとページが進み楽しめた。
終わってみるとあっという間だったな。
きっと続くんだろうなあ。
しかし、ここまでくるともうミステリ関係ないんじゃないかと思ったり。

解剖制度にかわるエーアイ制度。これは日本の医療のあり方を間違いなくいい方向に変えるはずなのに、なぜか法医学会も行政も法律家も、みんな反対するわ妨害するわで、そんなもどかしくぐちゃぐちゃの状況の中に、我...





