- Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796677417
感想・レビュー・書評
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前半少しダラダラしたが、後半の謎解きで一気に引き込まれた。
白鳥のイメージは阿部寛や仲村トオルのようなイケメンではなく
奥田英朗の小説に出て来る伊良部医師なんだけどな・・・
一連の海堂作品を全て読んでいる訳ではないので
イマイチ全容が判っていない・・・
でも面白かったです。詳細をみるコメント1件をすべて表示-
Exciaさん私も白鳥と伊良部医師がかぶります。私も白鳥と伊良部医師がかぶります。2012/05/30
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相変わらず白鳥と田口のコンビは面白い。白鳥の活躍が凄い。
だけど、だんだん読むのが辛くなってきた。話が冗長。語りとストーリーが大仰。内輪受け。トリック論理も雑だが、アレがお題となっている以上、途中で予測もつきます。(笑)煮詰まり過ぎて惰性も強く感じる。AIネタもくどすぎるきらいがある。(AIについてはもしかすると現状を皮肉っているのかもしれないが、一般化されない理由は本当にコレか?とも思う。)
少しキャラネタに傾斜しすぎているのではないだろうか。第~作目というのが余りにも強く出過ぎていて、予定調和しすぎである。小説としての物語の深化を望む。 -
読了、50点。
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ついにエーアイセンターが日の目を見ることになるが、そのセンター長に大抜擢された不定愁訴外来の田口は法医学教室と放射線科の板挟みになりつつも、日々の会議を熟していく。
会議のメンバーには一癖も二癖もありそうな、元警察官僚や監察医、病理医、さらにオブザーバーに白鳥らが加わる。
そんなある日病院内の高性能MRIコロンブスエッグで設置されている部屋で装置メンテナンス技術者の友野の死体が発見される。検視、Aiの結果自然死と判断されるが、ここから東城大学病院を未曾有の陰謀が襲う。
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と言う訳でバチスタシリーズとしては5冊目。
今更言うまでもないことですが、ミステリ作品としては出来はお察し、警察側が証拠を捏造し冤罪に持ち込めば被疑者被告側が如何に対抗するのが難しいか、がテーマの一つにもなっているが、捏造の強引さ、対抗策が作り上げられる過程での一人称視点となる田口の傍観ぶり、また情景描写の不足などもろもろの点でダメな点が多い。
その点に関しては、このシリーズに期待していない、と言ってしまえばそれまでなのでこれ以上触れるつもりはない。
次にシリーズとしての特徴の一つのキャラクターの魅力について。
これは今までのシリーズが好きなら楽しめるとは思うが、私自身がバチスタシリーズ以外の桜宮サーガを数冊しか読んでいないおかげで若干わからない点があり残念。
特に田口が通称「でんでん虫」と呼ばれた桜宮病院跡である女性を邂逅するシーンでその女性が誰かわからないのが非常にもどかしい。関係がありそうな『螺鈿迷宮』は読みましたが、田口視点ではなかったはずでどうにも思い当たる人物が浮かばない。
キャラクターの魅力に付随する形で、私がこのシリーズの好きなポイントは、討論議論の応酬、と言うよりも、一応市民サイドに立つとされている、医療従事者サイドが、既得権益を確保したい官僚側や警察側を一方的にねじ伏せるシーンですが、この部分も今作はそこまで魅力を感じませんでした。
さて、一応最後にこのシリーズならではの点として、Aiの新規性有用性などに関して。
著者の主張は作中に散りばめられており、個人的にはここまで一方を悪しざまに書いてしまうと科学的というよりももはや宗教的、という印象。
その上で技術的な面では、作中MRIが気体ヘリウムを検出可能としていますが、これがどうにも納得出来ません。その辺は暇があれば詳しい解説書を読みたいと思いますが、仮にこれが誤りであるならAiの万能性を宣伝したい為の意図的で重大な誤謬ではないかなと思ってしまう。 -
チームバチスタシリーズ第五弾。前半戦の会議は前作ほどの水面下のパワーゲームや、ロジックを感じられなかった。後半の事件はテンポも良く進められ、内容も悪くないのだが。
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おもしろい
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ちょっとなあ、殺し方がなあ、さすがに現実味が薄すぎるかなあ。
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他シリーズを読んだのがかなり前で、登場人物の関係がいまいち掴みにくかった。ストーリーとしては今後の展開がかなり気になるところ。
もう一度他作品も網羅して、読みなおしたい。