- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796677424
作品紹介・あらすじ
断捨離とは、不要・不適・不快なモノとの関係を、文字通り、断ち・捨て・離れ、引き算の解決方法によって停滞を取り除き、住まいの、暮らしの、身体の、気持ちの、人生の、新陳代謝を促進する…断捨離は、不思議です。断捨離は、伝染します。断捨離は、面白いです。つかわないモノは手放す!ためらっている自分に踏ん切りをつける本。
感想・レビュー・書評
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家、部屋が
物置、ゴミ置きになってはいけない。
死んでいる物たちを減らして、生きている物だけを残して生活する。
そう考えると、実際使っているものって少なくて、
とりあえずとってあるものがほとんどなんだろうなと感じた。
自分の中の何かが変わった気がする。 -
こんなセミナー受講者がいましたというような内容で、具体的なハウツー本というよりは事例集に少しコメントしている感じ。かと言ってビフォーアフターの写真が多いわけではない。
もうほとんど不要なものを捨てた後に読んだからかもしれませんが、私はあまりやる気が出ませんでした。 -
断捨離や片付けのハウツー本はたくさん読んできたものの、題材としたゆるっとしたエッセイは本書が初めて。
でも、片付け頑張ろう!という気持ちがじわじわと広がっていって、これはこれでモチベーションのためには良かった。
そして、ついつい思ってしまう「もったいない」だけど、これには2種類の意味があるという話が1番刺さったし、自分が引っ掛かってたのもこれだったなぁと気が付けた。 -
『2011.11 図書館 約1年待ちでやっと借りられた。
この手の本を借りる人はだらしないのだと思う。
他の本に比べ、待ち人数の割にまわってくるのが非常に遅い。
取りに行くのが遅く、借りてからの延滞も多いのだろう。
私は一気に2、3日で読み終えて明日返却するので、なんだか損した気分。
断捨離しなくちゃという気にはなっても、やはりノウハウがわからないので、その手の本が便乗して出てくることにうなずける。
みんな具体的なノウハウを知りたいのだと思う。
今記録を見返してみて、8月に借りた別の断捨離の本の内容、全く覚えていない。』
レビューを書いていない本が120冊ほどあるので、非公開メモに残っていて、内容が秘密ではないものだけ時々転記してみる。 -
サイズが合わなくなったり…で着なくなった服。
嫁に来るときに親から持たされたけれど、結局一度も使っていない物たち。
家計の記録のために…と取っておいた領収書の山。
面白そう…と買ってはみたものの、そうでもなかった本たち。
リサイクル店へ持ち込んだり、シュレッダーをかけたり、大きなものは清掃工場へ処分に行ったり。
そんなことを少しずつ続けていて、一段落ついたときに本屋で偶然見つけた本がこれ。
いらないものを
持ち込まない「断」
潔く捨て去る「捨」
手離して自由になる「離」
物で溢れかえっている家の中を、捨てて、捨てて、捨てまくっています。そうして物を取捨選択することは、自分と向き合うことになり、「どうしたら心地よく暮らせるか」に繋がっていく。
私の身辺整理も、結局は「心地よさ」を考えることになっていた。意識せずに“断捨離”を進めていたのですね。
※ただ、この本で気になることは、とにかく捨てていること。「リサイクル」も勧めているのだけれど、実践した人たちは「ゴミ袋○○袋」という方々ばかりです。「もったいない」の精神は何処へやら。
「断捨離」と「もったいない」は両立しないのだろうか?
とにかく最初は思い切り捨てて身軽にして、どうしても必要のない物は「もったいない」から買わない…なのかしら? -
ようこそ断捨離へ
断捨離第一人者やましたひでこ氏の(たぶん)ブログを編集したエッセイ風書籍。
断捨離を実践した人のつれづれが記されている。
断捨離して、たまっていたモノがあふれ出して離婚に至っている人も少なくないよう・・・。自分の軸がハッキリして行動を決めたところ、結果としてそうなってしまったよう。
どちらにしろ「再出発」のキッカケとしている人が多い様子。 -
特に目新しいことはない。手法は変わらないから当然である。
しかし、読めば気持ちは新たになる。
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著者は「断捨離」の“教祖”ともいうべき人。「断捨離」も登録商標で、商業目的、営業目的の使用は著者の許可なしではできないのだそうだ。
本書は著者のブログをまとめたもので、なんともまとまりがない。著者は昨年『新・片づけ術 断捨離』という入門的な著作を出しているので、そちらを読むべきであった。
『新・片づけ術 断捨離』の紹介文に、著者のいう「断捨離」とはなんなのかがまとめられているので、引用する。
《「断捨離」(だんしゃり)とは、ヨガの行法哲学「断行・捨行・離行」をもとに生まれた言葉。
断=入ってくる要らないモノを断つ
捨=家にはびこるガラクタを捨てる
離=モノへの執着から離れ、ゆとりある”自在”の空間にいる私
つまり、「家のガラクタを片づけることで、心のガラクタをも整理して、人生をご機嫌へと入れ替える方法」。
「そうじ」をしたり、モノを捨てたりすると、なぜか心も軽くなる、というのは誰もが経験していること。「断捨離」とは、皆が漠然としている「そうじ」や「片づけ」を再定義し、自分の「内在智」(心や体を快方向に導くセンサー)を磨くための行動へと落とし込んだメソッドです。結果、自分の心をご機嫌に、ついでに運気も向上させてしまおうという方法論でもあります。義務感を伴う「片づけ」から、自分の内在智や運気を磨く「断捨離」へ。》
うーん……。
モノへの執着を減らすことで心も軽くなる、まではわかるが、「運気も向上」とか言われると途端にうさん臭くなる。これって、新手のスピリチュアルでは……。
と、眉にツバつけて読んでみれば、やはり随所にオカルト的色彩が感じられる。たとえば――。
《漫然と放置されたモノたちは、朽ち果てた腐敗の気を。
漫然と保存されたモノたちは、澱んだ停滞の気を。
間違いなく私たちを、腐敗と停滞の気で包む。私たちの運気が、腐敗運と停滞運となるのですよ、間違いなく。》
《運命学の根本原理のひとつは環境が人に影響を与えるということ。その人自身に近いところに存在するものから、その人に対して強い影響が与えられる……。
(中略)
ならば、一番身近な住まいの環境が、私たちの運命に大きな影響を、与えるのは間違いのないこと。》
本書は、モノへの執着を減らす心構えを説いた本としてはよいのだが、それを運気うんぬんに結びつけている点には辟易した。
著者は「断捨離セミナー」なるものを頻繁に開いているそうだが、それって一種の「自己啓発セミナー」になっているのでは?
《当初は、主婦向けの片付け術セミナーであった断捨離セミナーも、最近は、若い方々が多く参加して下さるようになった。もちろん、男性も増えた。
20代の若い男性が、食器棚の整理の仕方や下着のたたみ方を、習いに来るわけはありませんわ、やはり。
彼らが望んでいるのは、自分探し。自己探求としての断捨離。》
やっぱり……。 -
この本は、「断捨離」してよい。
タイトルのとおり、断つこと、捨てること、離れること。
あれこれ例を述べるのだけど、タイトル以上のメッセージは、本書にはない。
もちろん読了していないが、読了フラッグをつけておく。