アイドル帝国ジャニーズ 50年の光芒 (宝島社新書)

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  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796682152

感想・レビュー・書評

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  • 特にジャニーズ好きだから等というわけでなはく、何となく手に取ってみた。こんなにアツくて粘着質な人だったとは…。著者のイメージも多分に組み込まれてる気がするが。
    赤西さんとか、私でも知っているような方も出てきたので興味深く読めた。

  • 普通

  • 一読の価値あり^ ^

  • 赤西仁の脱退など最近の話題まで含まれてて、ジャニヲタにとっては面白いw
    ジャニー社長ってやっぱりすごいな、いろんな意味で。
    関ジャニ∞についても少ーしだけど触れられてて嬉しい♪

  • ジャニーズ事務所の社長にして、全ジャニーズアイドルのプロデューサーでもあるジャニー喜多川が、事務所設立の1962年から現在にいたるまで、どのような理念・戦略のもとアイドルを世に生み出してきたかを、ジャニアイドルの歴史とともに紐解いていく本作。

    この著者の小菅宏という人の立場がよくわからないが、フォーリーブスの活躍と前後して、集英社の「セブンティーン」の編集者としてジャニー氏、ジャニアイドルたちとお近づきになってから、ずっと交流が続いているようだ(帯の煽りにはジャニーズを最もよく知る人物と書かれているが、怪しい)。

    作者はジャニー氏と同年代だと思うのだが、そのこともあり話の比重の大部分はこの3つのグループに置かれている。ジャニーズ・フォーリーブス・郷ひろみなどのジャニーズ草創期、ジャニーが展開した戦略が当時の芸能界を席巻した様などはとても新鮮な気持ちで読めた。

    残念なのは、amazonのレビューでは、ジャニー氏のホモ疑惑にちゃんとツッコミを入れていて逃げがなくてよい、みたいな感想を見たと思うのだが、実際は少し言葉で触れるだけで深入りは全くしていなかったこと。他に赤西仁のスキャンダルにも言及しているが、ニュースで知れること以上のことは何も書かれていなくて、目新しい話はなかった。アイドルにとってスキャンダルは絶対的タブー。このタブーをジャニー氏はどう捉え対処するのか見てみたかった。

    本書では、ジャニーズの醍醐味はダンスにあると強調されて書かれていたが、個人的にはジャニーズ音楽にも戦略的なものを感じているので、ポップミュージックのヒットメーカーとしての面も描いてほしかったと思う。

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著者プロフィール

作家。風俗研究家。立教大学(在学中シナリオ研究所終了)卒業後、株式会社集英社入社。一九九〇年独立し、徹底した現場主義で戦後社会と日本人の内実を探るドキュメント手法に拘る。関連著書『芸能をビッグビジネスに変えた男』(講談社)、『琵琶湖周航の歌・誕生の謎』(NHK出版)、『姉美空ひばりと私』(共著・講談社)、『アイドル帝国50年の光芒』(宝島社)、『ジャニーさんに愛される息子に育てる法』(竹書房)、『ジャニーの伝言』(サイゾー) 他。主な著書『龍馬の愛嬌力』『江戸発禁本・壱/弐』(共に徳間書店)、『古史料が明かす本当の直江兼続』(実業之日本社)、『吉原遊郭・花の花魁』『大奥・色とミステリー』(共に綜合図書・辰巳出版)、『江戸の家計簿』(ぶんか社)、『小説ストリートゲリラ(大藪春彦選)』(ワールドフォトプレス)、『学習漫画世界の歴史16 (原作)』(集英社)、『美空ひばりと島倉千代子』(アルファベータブックス)、『異能の男 ジャニー喜多川』(徳間書店) 他多数。東京都出身。古典落語とカラオケ(ムード歌謡) と昭和プロレスを愛好。

「2020年 『逃げない流儀』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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