平成日本タブー大全 (宝島SUGOI文庫) (宝島SUGOI文庫 A み 5-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796682176

感想・レビュー・書評

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  • 島田紳助と暴力団、創価学会・池田大作名誉会長と「朝鮮半島」の関係、ジャニーズ帝国の〝ドン〟ジャニー喜多川の〝ホモセクハラ裁判〟の顛末、ディズニーランドと右翼、警察のパチンコ利権、売春合法地帯「飛田新地」の謎……。

  • ちょっと大げさに書き過ぎなところもあるようだが、読みものとして楽しむ。

  • 現代日本でタブーとされてる様々なことについて纏めた一冊。

    オムニバス形式なので、タイトルごとに多少時系列のずれがあるのは仕方ないとしても、色々と勉強になった。

  • あまりおもしろくない。タブーを暴露しているとのことなのだが、この本の信憑性がわからん。

  • もっと多くの人に知って欲しい内容です

  • 様々な問題のお品書き。一つ一つの記事の信憑性は低いのだろうが考えるキッカケにはなるね。

  • 何なんだろうねこの国は。書かれているような事象が全てのシステムに根をはっているのかもしれないなという気がしてくる。組織の既得権益維持のための怪しい動きという見方をすると、なるほどと腑に落ちる事象はたくさんあるね。

  • 昨日、読み終わったところに、本日島田紳助の引退速報。

    あまりにタイミング良すぎて笑いました。

    とりあえず、吉本興業からのプレスリリースしかないわけですが。なんでこのタイミングなんでしょうか。

    この本には吉本興業の黒い交際(メインに問題視島田紳助が据えられています。だけではなく、同和利権や違法賭博としてのパチンコなど、主とした報道機関や公権力に対する問題提起・リポートです。

    非常にたくさんのライターによる仕事です。

    それぞれが、別の仕事として上梓したもののエッセンスを簡潔にまとめたものでしょうか。

    すべてを鵜呑みにするわけにはいきませんが、非常に興味深い内容であることは確かです。

    さて、やはりタイムリーなので、今後どう展開するのか見えないながらも紳助について。

    笑いのセンスに関しては、認めざるをえないと思います。島田紳助。

    本の中では先のマネージャ暴行事件についても触れられています。件の女性マネージャもさぞかし溜飲の下がった思いでしょう。

    そもそも、島田紳助の芸能活動に暴力団・ヤクザは必要なんでしょうか。

    「俺のケツ持ちがどこかわかってんのか!?」というような恫喝を繰り返していたというようなことも書かれていますが、それが再三、弱者や個人に向けられていたと。

    ほとんど実利的なメリットのないそんなことを言われても、普通であればにわかには信用できませんよね、普通。

    横山やすしのような芸人バカならともかく。

    不動産王ともいわれる実業家や、M-1を始めとするプロデューサーとしての側面も持つ紳助であれば、そんなことなんの得にもなりません。

    強いて言うなら、芸能活動以外で(本職の?)地上げとかにからんだ場合とかでしょうかね。

    吉本にしたって、再三かばってきて、このタイミングでなぜ切るのかということ。横山やすしパターン?

    いったいいくつのテレビ番組を持っているのでしょうか。しかも冠で。

    吉本興業にとっても大きな痛手であることに違いはないでしょう。各テレビ局などへの信用問題にしても。

    「しっぽを切る」というには大きすぎます。

    今回のメールが主問題ではないでしょう。

    一体全体なにをやらかしているのか。

    つい、先日、また暑苦しそうな著作を出してましたよね。紳助は。

    標題の本の林正之助を含む吉本の黒い交際問題を全部信用しても足りないなにかがあるのでしょう。

    昔の吉本ではなく、1000人のタレントを抱える日本一というか、世界有数の総合芸能プロダクションです。

    たとえ、紳助であろうと、こうなるでというパフォーマンスなんでしょうか。

    今回の引退騒動は果たして振って湧いた想定外の処理なのか・・・又は用意周到の茶番なのか。

    吉本興業の香ばしさは相変わらずということなんでしょうか。

    この本における他のエピソードは、割愛しておきます。


    最後に呉智英のジャブ的な掌編で締めくくってあるのが、少し信ぴょう性をもたせる演出かなという感じ。

  • それほどでも・・・

  • ・そうかそういうことだったのか、と思わせる内容が多かった。
    ・戦後日本の三大タブーは「菊(皇室)」「鶴(創価学会)」「菱(山口組)」
    ・電通によるテレビ支配
    ・桜(警察)のタブー
      ・パチンコ業界、記者クラブとの癒着
    ・被差別のタブー
      ・えせ同和、在日商工人の脱税

    ・この本に書かれていることがどこまで真実なのか知る由もない。そのこと自体よりも、垂れ流される公式情報をうのみにせずに複眼思考で冷静にものをみる姿勢の重要性を改めて認識することが大事だと感じる。

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。ジャーナリスト。1942年、東京都に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社勤務を経て、フリーに。著書には『暴力団』(新潮新書)、『血と抗争 山口組三代目』『山口組四代目 荒らぶる獅子』『武闘派 三代目山口組若頭』『ドキュメント 五代目山口組』『山口組動乱!! 日本最大の暴力団ドキュメント2008~2015』などの山口組ドキュメントシリーズ、『食肉の帝王』(以上、講談社+α文庫)、『詐欺の帝王』(文春新書)、『パチンコ「30兆円の闇」』(小学館文庫)などがある。『食肉の帝王』で第25回講談社ノンフィクション賞を受賞した。

「2023年 『喰うか喰われるか 私の山口組体験』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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