ヤクザ1000人に会いました!

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著者 : 鈴木智彦
  • 宝島社 (2011年4月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796682671

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ヤクザ1000人に会いました!の感想・レビュー・書評

  • 統計や調査をやる身として凄く楽しめた。
    あとは生体について、淡々と物騒な話題が出てくるのが新鮮。

  • ヤクザアンケート!

  • 大勢と会うことによる、情報のリアルさってのはあるんだろうけど、統計的にまとめたところもそう多いわけじゃなく、更に言えば、アンケートの有効回答数の少なさが、タイトルの数字の水増し感を醸し出していますね。(^^;
    内容は、ヤクザの内情もの。
    作者は、他の媒体の文章より自分の方が事実に近いと言っているけど、こればっかりは言ったものがちなところがあるのでなんともはや。
    ま、質問内容に興味が持てれば楽しかろうと思います。

  • 北九州のヤクザ vs 警察の攻防が昨年話題になったが、ヤクザの実態とは? について、600人強のヤクザに対して無記名アンケートを実施した結果を書籍化。なかなか面白い!

  • ヤクザに興味がなければつまらない本かもしれないが、前半はなかなか楽しめた。後半はだれ、ネタ不足なのか前半の勢いが無い。
    ・自殺に見せ掛けようとして、遺書なんて書くから足がつく、絞殺か溺れさせ、首をつらせるか、水の中に入れる。
    ・看守の携帯を使い、1000万恐喝。最初は人情に訴え小さな頼みごとをして、お礼を渡す。その後それをネタに恐喝。
    ・刑務所がヤクザの大学と呼ばれるのは、ヤクザが塀の中でいろいろ勉強するからだ。官本が漫画ばかりなら、馬鹿のままなのに。

  • 「おとなしくしねぇと、ドラえもん彫るぞ!」と若い衆を脅して、自らの趣味である刺青の実験台にする組長の実話には笑い転げた。この若い衆は辛抱強く堪えたため、ドラえもんを彫られることはなかったが、後日に別の若い衆が毒牙にかかり、ケムンパスとあくびちゃんを彫られてしまい、男泣きに泣いたそうである。わはははははははは!。表題の如く1000人に会ってみないと、こういう話は書けないでしょうな。というわけで、ヤクザもん好きな向きには1143円+税は高くはないかもしれません(笑)。

  • 市井のヤクザな人々の生活白書。血液型から出身大学、ヤクザになったきっかけ、内縁の妻の数、など、イキイキと語られている。

  • 自分の知らない世界というのは、自分が体験や経験できないならば、そういう本を読むしかわからない。この本の情報量は素直にすごいと思った。ヤクザの論理とか行動ってどういうところから来るのかよくわかった。
    ちなみに第2章から第6章に向けてヤクザの私生活になってるので、最初第6章から第2章へ読んでいくと、内側から理解できる。

  • 正確には621人分のアンケートと、個別インタビューを含んで書かれた本。

    ブログはこちら。
    http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4084753.html

    いろいろな世界があるんだということを改めて知ることができる読み物でした。

  • ヤクザの生活、ビジネス、しきたりなど、なんでも分かる情報量が凄い。時間潰しか、将来ヤクザを目指してる人が読めば良いかも。

  • 「ヤクザと原発」を読んだつながりで読んでみたけど、
    めっちゃおもろかったわ・・・


    極道記者歴15年の鈴木智彦氏が、

    取材を通して出会ったヤクザの方々に、


    「あなたの血液型はなんですか?」

    「なぜヤクザになったのですか?」

    「親分の命令にはどんなことでも絶対服従しますか?」

    「親分に女房を寝取られたらどうしますか?」

    「愛人は何人いますか?」

    などなど、

    素人感覚でヤクザに聞きたいと思う質問をぶつけ、

    アンケートをとってるんだけど、

    なかなか興味深い回答が多くて楽しめました。


    この本は、

    純然たるエンターテインメントとして、

    へーそーなんだ~~~、

    なんだ~~~、一般人と同じじゃないか~~~、

    ふーん、やっぱ、愛人はいっぱいいるんだ~~~

    てな感じで、

    軽~いノリで読むのが正しい姿勢なんじゃないかと思うのね。


    鈴木智彦さんは、

    笑いをとるべく、

    おもしろおかしくお書きになってるんだけど、

    きっとこれだけのコメントをとるために、

    ものすごくシリアスなネタをいっぱい追いかけてたはずで、




    ちらっとお書きになってるんだけど、

    それこそ、


    ワレ、いてもたるぞ





    では済まないような、

    危ない目にもいっぱいあってると思うの。


    でも、

    この本の趣旨は、

    ヤクザの内情を暴露して、

    一般人に注意を促すとか、

    もっと踏み込んで、

    彼らの罪を告訴するぞ!なんてところにはなくて、

    取材対象としてのヤクザの方々と、

    もちろんけじめとしての距離はおきつつ、

    それでも人間的に惹かれるところもいっぱいあって、

    おそらく、1000人のやくざの方と差しで話をしたことのある日本人自体、

    警察関係者をのぞけばおそらく希有な存在だから、

    ご自分の体験を多くの人と共有しておきたいっていう素朴な動機で、

    この本をお書きになったんじゃないかと思う。

    ヤクザの方にひっぱられちゃいけない、

    距離をおかなくちゃいけないっていうスタンスの向こうに、

    でもなんか好きなんだよね・・・実は・・・みたいな本音が見え隠れして、

    記者っていうお仕事をなさっているけれども、

    根はものすごくやんちゃな方なんだろうなあ、って、

    すごく鈴木智彦氏に好感を持ちました。

  • 直接には縁のない世界の話で、非常に新鮮だ。
    アンケートの回答にどこまで信憑性があるのか不明だが、なかなかに興味深い。
    ヤクザ社会の基礎知識を学ぶのに最適だと思う。

  • 非公開メモ記入済

  • 「実録、ヤクザの実体!」などというタイトルを目にすると、恐ろしい世界を想像するかもしれない。しかし「実6」などという言葉があるように、「実録小説は事実が6割」というのが通説であるという。表向きはノンフィクションを標榜しているヤクザ記事も、その大半には虚構が混じっていることが多いのだ。ヤクザにだって、ハレもあればケもある、恋もすれば悩みもある。本書はそんなヤクザの実像に限りなく迫った一冊である。

    特筆すべきは、ヤクザ1000人に敢行した前代未聞のアンケート調査である。調査項目は以下のようなもの
    Q1:あなたの血液型はなんですか?
    Q2:実父の職業はなんですか?
    Q3:子供の頃、身近にヤクザはいましたか?
    Q4:いつから不良になったのですか?
    Q5:前職はありますか?よければ教えてください。
    Q6:なぜヤクザになったのですか?
    Q7:少年院を含め、刑務所経験はありますか?
    Q8:ヤクザを辞めたいと思ったことはありますか?
    Q9:他団体に移籍したいと思ったことはありますか?
    Q10:親分を尊敬していますか?
    Q11:好きなブランドを教えてください。
    Q12:親分に女房、自分の女を寝とられたらどうしますか?
    Q13:兄弟分は何人いますか?
    Q14:結婚していますか?
    Q15:特定の愛人はいますか?
    Q16:子供は何人いますか?
    Q17:子供がヤクザになりたいといったらどうしますか?
    Q18:あなたの宗教はなんですか?
    Q19:ヤクザは悪だと思いますか?
    Q20:いずれヤクザは消滅すると思いますか?

    例えば、特定の愛人の数に関する質問。「3人」が21.7%で第一位、「2人」が21.3%で第二位、「1人」の7.2%を含めると過半数になる。一般人と比べればもちろん多いはずだが、妙にリアルな数字が並んでいる。さらに後半、とある組長の7人の愛人全員にインタビューをしたエピソードが紹介されている。この組長の場合、順番の上位にいる女性が、下位の女性の存在を全く知らなかったそうである。1号は2~7号までを知らず、2号は1号の存在を知っているが、3~7号までを知らない。このケース、何も知らない1号さんが幸せなのか、全てを知っている7号さんが幸せなのか・・・

    ヤクザに一番人気の刑務所は網走刑務所であるそうだ。通常冷暖房のない刑務所も、網走だけは暖房を入れないと凍え死んでしまうため、夏は涼しく、冬は暖かいのである。そして、刑務所にいる間は、法律や経済の専門書でスキルアップを図るヤクザも多いという。経済情勢の厳しい中でも、自分の才覚で暴力を金にする必要があるのだ。特にネットでのマネタイズは、ヤクザの間でもホットなテーマである。かつては、ミカジメ料と言えば、おしぼりやおつまみが相場だったが、今はレンタルサーバーに手を出している組もある。これもある意味、ショバ代であることに違いはない。

    そんな中、ソーシャルメディアの波は、まだヤクザの世界を襲っていない模様である。コミュニティの絆を重視し、顔で人と人をつなぐヤクザというプラットフォームは、その世界そのものがソーシャルメディアのようなものである。むしろTwitterやFacebookとは、競合関係にあると言ってもいいのかもしれない。しかし、この世界にもソーシャルメディアが行き渡った時、組長を頂点とする組織のありようがどのように変革されるのか、見たようでもあり、見たくないようでもある。

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