名前のない女たち ベストセレクション (宝島SUGOI文庫) (宝島SUGOI文庫 A な 2-5)

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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796683975

感想・レビュー・書評

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  • キュートな表紙ながら凄まじく破壊的な内容が含まれています。幼い頃から暴行や性的虐待を日常的に受けて育ったことによって授かった狂気と闇を抱えて生きる少女たちの嗚咽に耐えうる神経がある方のみ読むことをお勧めします。それでも地獄の沙汰を垣間見れます。生半可じゃないですし、その対話の記録を体当たり的に残した著者の偉業に素直に敬意を評したいと思います。

著者プロフィール

1972年生まれ。ノンフィクションライター。AV女優や風俗、介護などの現場をフィールドワークとして取材・執筆を続ける。貧困化する日本の現実を可視化するために、さまざまな過酷な現場の話にひたすら耳を傾け続けている。『東京貧困女子。』(東洋経済新報社)はニュース本屋大賞ノンフィクション本大賞ノミネートされた。著書に『新型コロナと貧困女子』(宝島新書)、『日本の貧困女子』(SB新書)、『職業としてのAV女優』『ルポ中年童貞』(幻冬舎新書)など多数がある。また『名前のない女たち』シリーズは劇場映画化もされている。

「2020年 『日本が壊れる前に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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