- Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796685177
感想・レビュー・書評
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舞台が、ほぼ我が家から10km以内だ。だからというだけではなくおもしろかった。6つの短編が、結びついていて、読み手をくすぐる。たぶん、その仕掛けは1度読んだだけでは全部はわからないと思う。それぞれのミステリーもよい(それぞれの文体もよく書き分けられている)が、全体の構成もよく練られている。夏休み、その舞台で潮風に吹かれながら、寝そべって読めてよかった。
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バラエティに富んだ短編だったけどどれもそれほど面白いものでなく読んでいて疲れてしまった
作者の仕掛けみたいなやつも読み返す気にはなれず。 -
(収録作品)波と炎/よい知らせを聞く耳について/夏の門衛/モード・エ・サーブル/しのぎ筋/風のあらまし
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今月の5冊目。今年の5冊目。
うーん、と思った。悪い意味で。文体は面白いと思ったが、個人的には惹かれるものでもない。ミステリとしてどうかと訊かれると、うーん、としか言いようがない。さらに解説は、正直訳が分からない。 -
逗子を舞台にしたミステリー。住んでいる人、出て行く人、途中に立ち寄る人。陸から海からいろんな生き方が海辺で交錯するお話。逗子銀座は繁華街ではない、というくだりは地元民ならだれしも納得。