- Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796686242
感想・レビュー・書評
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ドビュッシーのお爺さんの話。
短編集だから読みやすかったけど推理としてはイマイチ。
でもこの話の後あんな事件に巻き込まれるかと思うと切なくなる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おじいちゃんが元気すぎる! 笑
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下半身が不自由で車椅子に乗った反骨の老人が巻き込まれる事件簿。
何かの作品のスピンオフだったようで…。知らなかったよ。
そしてやっぱり邦文はしんどい。
何がどうなんだかわからないんだけど、肌に合わないんだな、きっと。
最初の密室事件で、とある探偵漫画の第一話目の密室殺人をくさすセリフが思い浮かんだんだけど、オチがマンマで脱力。
もうそこからキャラクタに愛着とか持てなくなっちゃってw
自分のチョイスが常に自分の好みと反対方向なんだな、邦文に関しては。
という訳で、やはりまたしばらくは邦文から遠ざかる読書生活を送ることにする。 -
(収録作品)要介護探偵の冒険/要介護探偵の生還/要介護探偵の快走(チェイス)/要介護探偵と四つの署名/要介護探偵最後の挨拶
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読みやすい。玄太郎じいちゃんとみち子さんの掛け合いがすき。
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玄太郎さん、男前です。超人です。
短編ですが、長編並に文章が緻密でほんのわずかな文面がトリックの紐解きになり、見逃せません。
でも、「さよなら・・・」への伏線になる最終話では一末の寂しさを覚えます。 -
「さよならドビュッシー」に登場した、印象的なおじいさん、香月玄太郎氏と介護者みち子さんとの探偵?小説!
安楽椅子探偵なら、部屋で考えるだけだけど、車椅子探偵は走る走る!
突然の病にたおれ、下半身不随の車椅子の生活を余儀なくされるが、
そんなことでへこたれる玄太郎氏ではなく、自身の仕事関係での殺人事件、
銀行強盗や、町内での老人に対する暴行事件、旧友の殺害事件、様々な場面でも反骨精神をモットーに、自身の考えを曲げずに突き進む・・・
2件目の「生還」が、発想も謎もおもしろかったけど、こわかった・・・
ああ、でも最後、岬先生が玄太郎を見送る場面・・・
その先の、ドビュッシーでの事件を思うと、つろうございます・・・ -
この要介護探偵が秀逸。
こんな人、地域にひとりいてくれるといいな。
こんな人に認めてもらえる人になりたい。
最後の挨拶で、みち子さんがあまり出てこなかったこと、岬さんが出てくるのが無理やりっぽかったのが残念だった。