デッドクルージング (宝島社文庫) (宝島社文庫 C ふ 1-5)

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796687041

感想・レビュー・書評

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  • 少しストーリが粗いかな。それにしても殺し過ぎ。

  • 暴力描写が多い (というか、それ中心の話w) けれども読みやすく、一気読みしてしまう作家さん。アウトバーン、ヒステリック~、ダウンバイロー、ときて この作品。正直、帯の文句にある女工作員は“もう1人の主役”という扱いで、主人公的な扱いを受けているのは武装集団のチーム・リーダー。荒くれどもを束ねる腕っぷしと、劣悪な環境を生き延びた図抜けたサバイバル能力だけを頼りに生きるアウトローの方だった、というのがちょっと拍子抜けというかびっくりw

    元特殊部隊員エリートの美女の存在感は漫画的なほど凄まじく、突っ込みどころもありありw  その描写の所々に、以前読んだ「半島を出よ」(村上龍)を思い出してしまった。

    これは、仮想近未来の荒廃状態(それが大前提w)の首都圏を舞台にしたアクションであり、深い理屈よりも何よりも、裏切りと友情と復讐が交錯する凄まじい闘いを生き延びる事が出来るのはどいつなのか?  という往年の深作欣二監督作品のような泥臭い殺し合いを楽しめるかどうかで感想が分かれるんでしょう、きっと…  〔作者自身が「深作欣二愛をこの作品に込めた」と記しているようですしw〕
    自分は基本的に、この作家さんの作品を読み続けています♪
    さて、お次は「アウトクラッシュ」だ♪

  • good!

  • 復讐劇詰め込みすぎ。
    話の長さの割に、各キャラクターの背景説明が多くて、話にメリハリが無くなってしまったのでは?
    「この人誰だっけ?」と主要人物を把握しきれないまま、読み終わってしまった。

  • 深町作品らしいといえばらしいが、舞台設定があまり活かされていない。もっとファランを中心に描いた方がよかったのでは。

  • 世紀末の東京で、妹を惨殺された殺人マシーンの姉が復讐に立ち上がる。いくつもの組織が入り乱れての抗争。題名の通り全編殺し合い。結局残ったのは何だったんだろう…。

  • 第一印象は、「どこかで読んだことあるな」という感じ。色々な作家の良いとこ取り、といえば言い過ぎか? 逆に、デジャビュのごとく先が読めてしまうため、違和感が残る。
    話は面白く、のめり込める という点では、読者側からすればOK。

  • 暴力反対

  • 相変わらず暴力の恐ろしさに身が竦む。東京ってこんな恐ろしい所なの!?でも何となく後半からはファンタジーのように読めてしまった。あんまり一般人が殺されなくなったからかな。しかし素晴らしい安定感。

  • ちょっとやり過ぎな感じですね...

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著者プロフィール

1975年山形県生まれ。2004年『果てしなき渇き』で第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。同作は14年『渇き。』として映画化、話題となる。11年『アウトバーン』に始まる「八神瑛子」シリーズが40万部を突破。著書に『卑怯者の流儀』『探偵は女手ひとつ』など多数。

「2022年 『天国の修羅たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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