羽生善治 考える力 (宝島社文庫) (宝島社文庫 C へ 1-8)

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  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796687355

作品紹介・あらすじ

15歳でプロデビュー。以来、前人未到の七冠制覇をはじめ、数々の金字塔を打ち立ててきた棋士・羽生善治。40代のいまなお棋界のトップランナーであり続けるその勝負哲学は、向上心を持つすべての人間に深く語りかける。米長・中原の両巨頭、そして天才棋士を至近距離で観察してきた観戦記者、カメラマンによる「羽生論」を収録。羽生善治の魅力を余すところなく伝える決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 自分の波(好不調)と時流の波がマッチすると良い結果が生まれる。
    ふたつの波がマッチしないときにジタバタしてもしょうがない。
    運が必要である。

    年齢とともに、記憶力はかならず衰えるが、その分、人間の持つさまざまな力をバランスよく、使えるようになる。

    選択肢を広げると、人間には、恐怖心が生まれる。その怖さを克服することが、1番大事である。

    打つ手がある時は、回復期に入っている。大スランプのときは、ジタバタしても始まらない。

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著者プロフィール

1970年9月27日、埼玉県所沢市生まれ。1982年、関東奨励会に6級で入会。1985年12月、プロ四段に。1989年、19歳で竜王獲得。これが初タイトルとなる。以降、数々のタイトルを獲得。1996年には、当時の七大タイトル(竜王・名人・棋聖・王位・王座・棋王・王将)全冠独占の快挙を成し遂げる。2017年に、八大タイトル戦のうち永世称号の制度を設けている7タイトル戦すべてで資格を得る、史上初の「永世七冠」を達成した。タイトル獲得は通算99期、棋戦優勝45 回(ともに2022 年6月時点)。主な表彰として、2007 年特別将棋栄誉賞(通算1000 勝達成)、2018 年国民栄誉賞、同年紫綬褒章。さらに2022年、史上初の通算1500勝を達成し、特別将棋栄誉敢闘賞を受賞。将棋大賞は最優秀棋士賞など多数受賞。

「2022年 『改訂版 羽生善治のこども将棋入門 中盤の戦い方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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