さよならドビュッシー 前奏曲(プレリュード)~要介護探偵の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (409ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796695626

感想・レビュー・書評

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  • 短編で読みやすかったです。
    岬先生が出てきてあぁ繋がってるな、と嬉しくなりました。

  • 今までの中山作品と違って、軽めのストーリー。今までのは重くずどんとくるものが多かったが、この作品においては気軽に読める。読後感もあっさりしていてほっこりした気持ちで読み終えれる。重いストーリー好みの人には物足りないかも?主人公のおじいちゃんが魅力的。

  •  さよならドビュッシーのスピンオフではあるが、大きな繋がりはない。おじいちゃんが主役の推理小説。ドビュッシーが音楽とミステリーの見事な作品だった一方で、こちらはどうにも・・・という感じ。うまいこと話が進み過ぎていて、途中からは退屈になってしまった。

  • スピンオフ。
    シリーズ1.5作目。
    ラフマニノフを読んでいる時に妹が偶然読んでいた。
    なので妹の読後、借りて読んだ。
    どちらかというと日常の謎系のゆるめのミステリー。
    おじいちゃんの元気な姿が嬉しい。
    岬先生がちょっとだけ出てくるあたりが切ない。

    ちなみに結局妹はこれしか読んでいない(笑)

  • 何よりも、主人公の爺さんの喋り方なんとかしろ‼︎
    清水義範のやっとかめでも読め‼︎
    お話にしかありえないジジイ喋りと中途半端な名古屋弁に終始イライラ、
    話は昨今ありがちな感じだった。

  • ドビュッシーを読み直したのをきっかけに、期待はせずに。
    細かい描写は説明的で面白くなく読みとばしつつ読了。やっぱこんなもんだよね。

  • 順当な流れからすれば、すでに故人が主役のお話なので、次回作が気になる、って感じでは無いですが、ドビュッシーの時に垣間見た人柄をそのまま踏襲した、実に豪胆でThis is 古き良き日本人を考えさせられる内容で少々感慨深い気持ちになりました。 いいですね、ミステリーながらも人情、良き文化を伝えつなぐ感じって

  • 造形した脇役がもったいなくてスピンオフとして成立した短編集。ミステリーの短編は、その作品でもそうなのだが、登場人物と背景が限られた紙面で語られるが故に、消去法的に犯人が見えてしまうので、落ちはわかってしまうのが残念。

  • 面白くなかった訳ではないが、
    本編にあたる「さよならドビュッシー」と比べてしまうので、
    物足りなかった。

    岬玄太郎の話が5話も続くとちょっとあきるというか。
    玄太郎の「さよならドビュッシー」の中でのその後は仕方ないとしても、
    こんなに活躍した綴喜みち子のその後は少し悲しいし。

    とはいえ、最後の作品「最後の挨拶」にはぐっときた。

  • シリーズの中ではこれが一番好き。メインじゃおじいちゃんすぐに亡くなっちゃうけど。おじいちゃん大好き

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著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲(ルビ:ソナタ)』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』『追憶の夜想曲(ノクターン)』『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』『悪徳の輪舞曲(ロンド)』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~(ソナタ)」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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