- Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796696333
作品紹介・あらすじ
『屋上ミサイル』待望の続編!
高校の屋上を愛する「屋上部」――デザイン科の辻尾アカネにリーゼント頭の不良・国重嘉人、恋愛に一途な沢木淳之介、自殺願望を持つバンドマン・平原啓太――の間には不穏な空気が流れていた。ぼや騒ぎや切り裂かれた油彩画、連続暴行事件など、校内で事件が頻発していた。被害者たちは誰もが口を閉ざし、犯人の特徴を口にしない。一連の事件の犯人として国重が疑われ、無実を信じるアカネは、屋上部の面々と真犯人捜しを開始することに。しかし、さらに4人目の被害者が出てしまい……。
感想・レビュー・書評
-
『屋上ミサイル』の続編。
前作よりも設定が入りやすかったので、サクサクと読み進めていきました。
途中から話が大きくなりすぎてるきがして、もう少し高校生の日常に寄り添った内容だったら共感できるのにと、少し残念に感じました。
色恋の部分も楽しみなのですが、まあ進展しない。
少しずつがちょうどいいのか、私にはどうにも合いません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
前作や少年鉄人を読んで、好きな感じの作家さんだなと思っていました。
高校生たちが主人公ですが、その会話は高校生とは思えないほど哲学的。偏差値70くらいの学校が舞台化と思ったくらい。
または伊坂幸太郎の本に出てくる殺し屋風。だろ?
ストーリーも「さきほどの」というさきほどが、かなり前にさかのぼったりしてページをいったり戻ったり、なかなかはかどりません。
最後の2,30ページぐらいでぐんぐん謎が解かれ、まぁ、なんにしてもよかったよ、と胸をなでおろしました。-
レビューを拝見させていただきながら二度、読み返してしまうほど、魅力的な本ということが伝わってきて、思わずどきどきしちゃいました♪。
高校生が...レビューを拝見させていただきながら二度、読み返してしまうほど、魅力的な本ということが伝わってきて、思わずどきどきしちゃいました♪。
高校生が主人公で哲学的!!
それだけでもわくわくです♪2012/11/21
-
-
続きが出るとは思っていなかったから、嬉しかったです。
面白かったけど、前作のほうが好きかなー。
また続きが出るといいなぁ。 -
前作にみられた伊坂テイストはどこへやら。
非常に中身の薄い小説になってしまった気がする。
次回作以降への期待も込めての星2つ -
・校内で事件連続。ぼや騒ぎがあり、油絵が裂かれ、男子生徒たちが殴られ、女子生徒が行方不明。さらには国重がコクられたらしい?
・国重が疑われ、らしくない怪しい行動を取り続ける。
・屋上部は健在だったが亀裂が入りそうになる。
・当事者国重を除く屋上探偵団、始動。
・国重が残したさまざまな痕跡はメッセージなのか?
・とりあえず屋上部の連中は国重を信じる、信じたい。
・近藤さんは相変わらず元気なもようだが出番は少ない。
・前よりセリフまわしの不自然さに味が出てきた。
・犯人はわからないが国重の行動の理由はすぐわかると思う。
・前作を知らないと面白味は半減するだろう。 -
いまいち。屋上部のメンツも悪くないしハネそうな雰囲気あったけど、全くの低空飛行。これなら前作同様、思いっきり伊坂風に寄せてった方がまだ楽しめたね。