屋上ミサイル〜謎のメッセージ (『このミス』大賞シリーズ)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 358
感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796696333

感想・レビュー・書評

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  • おもしろかった~~!!

    表紙みて、あれ?これ、読んだよね?
    でも謎のメッセージって??と困惑。
    ぱらぱらとめくって、あ、もしかして続編??っと手にとる。
    いやあ、なんか表紙の色合い似てるし、ぱっと見わかんないわあ。文庫になったら夕焼け色になっていたが、それは正解だと思う。

    前作おもしろかったのは覚えていたんだが、
    イマイチ記憶がさだかでなく・・・・。
    トンネルの話とかでてきたとこで、あーそーゆー奴も
    いたなあっと。
    なんだかイイコトと言っている経済学者(だったっけ)の近藤さん(だったっけ?)が今回もちょいちょいイイコトと言っている。

    謎のメッセージ、暗号かい~!
    いや、国重、がんばったな・・・・。
    まあ、あんないろんなメッセージ残せるくらいなら、
    手紙でも書いてどうにかして渡す、という方が現実的、
    ではあるような気も・・・。
    でも、屋上部の3人が、国重を信じて、一生懸命暗号解読に走り回る様子が、おお、青春だなあっという感じでとてもよかった。
    しっかし、最後の最後で、ちょっと女子会話の話題ででてきた家出娘の話が、つながってくるとは驚きだったわ。さすがこのミス作家、油断してはいけないのね。

    屋上部の友情ものとしても好きなんだが、
    アカネちゃんの母と弟との会話部分もとても好きだ。
    さあ、絆を試されるときよっとて夕食の手伝いとは
    いや、母ロックだわ。

    強制とはいえ暴力の被害者となった生徒もいるわけで
    めでたしめでたし、とはいかぬけれど、
    やっぱ、最後はすっきり、でした。
    平原のちょっぴりラブ方面にいくのか~?な一言も
    あったりして、これはまた次巻が楽しみ。

  • 2012.06.12読了。最近TVで取り上げられていたらしい屋上ミサイルの続編。偶然見つけてまさかの新書3冊大人買いw
    ちょっと無理矢理かな、とか、そんな暗号解読できないって!!と思うけれど、屋上部の青春ストーリー、好きです。相変わらずの登場人物たちの会話も素敵。
    国重とアカネが、前作でくっついていなかったことが衝撃的すぎる。。

  • 『屋上ミサイル』の続編。
    高校の屋上を愛する「屋上部」――
    デザイン科の辻尾アカネにリーゼント頭の不良・国重嘉人、恋愛に一途な沢木淳之介、自殺願望を持つバンドマン・平原啓太――の間には不穏な空気が流れていた。
    ボヤ騒ぎや切り裂かれた油彩画、連続暴行事件など、校内で起きた一連の事件の犯人として、国重が疑われていたからだ。
    彼の無実を信じるアカネは、屋上部の面々と真犯人探しを開始することに。
    しかし、さらに4人目の被害者が出てしまい……。

    んー。1作目のほうが好きかな。
    本作はちょっとこじつけ感が否めない。

  • 第一弾のほうが好きだった! こじつけ感があったかな

  • この小説はどうやら続編のようでしたが、楽しく読ませていただきました。
    高校生ながら謎の暗号を解いていくのは、現実的にはかなり難しいものではないでしょうか?
    読んでいく度に「すごいなー」って思いながら読んでました。

  •  読んで良かった。面白かった。ちょっと一線を超えちゃってる点が、
     少し変な所感になってしまうのだけど。違法行為の、もちょっと前に、
     設えろよ。そんな所感。トラップ、掛けられそうな気もするのだけど。
     別に良いのだけど。

著者プロフィール

1975年香川県生まれ。京都学園大学法学部法学科卒。第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2009年受賞作「屋上ミサイル」を刊行。著書に『ガレキノシタ』『HEROごっこ』など。

「2016年 『筆跡はお見とおし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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