日台の「心と心の絆」~素晴らしき日本人へ

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  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796697040

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  • 台湾人である李登輝さんを通して古き良き日本精神を再発見する
    武士道をもう一度読んでみようかと思う

  • 李登輝元総統のこれまでの講演記録の一部をまとめたもの。混迷を極めている日本に対して不可欠な精神を教えてくれている。氏のような人物が今の日本の政治を担ってくれればと、多くの人々が思うはずだ。そして、それはないものねだりだということも皆よくわかっている。李元総統のような政治家以上の資質を具えた政治家は、非常に稀有な存在であることもわかっている。私たちにできることは、本書に書かれているような、以前の日本で当たり前だったことと、今も当然のように心がけていることを確認することだと思う。その上でそれぞれの持ち場を担当することだろう。

    参考:西郷隆盛と台湾の女性(217頁関係)
    http://www.katch.ne.jp/~sano/dobuita/newpage17.htm
    http://zhenyan.cocolog-nifty.com/twlog/2005/05/post_7384.html

著者プロフィール

1923年台湾生まれ。元台湾総統。農業経済学者。米国コーネル大学農業経済学博士。京都帝国大学農学部在学中、終戦のため学業半ばで帰台。台湾大学に編入し卒業。米国アイオワ州立大学大学院を経て、台湾大学教授。71年に国民党入党、72年行政院政務委員として入閣。台北市長、台湾省主席などを歴任。84年に蒋経国総統から副総統に指名される。88年蒋経国の死去にともない総統に昇格。96年台湾初の総統直接選挙で当選し第九代総統に就任。2000年任期満了で退任。07年第1回後藤新平賞受賞。20年7月30日死去、享年97。

「2021年 『人間の価値 李登輝の言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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