闇の歴史: サバトの解読

  • せりか書房
3.71
  • (2)
  • (1)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 93
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (518ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796701723

作品紹介・あらすじ

魔女の饗宴サバトとは何か。ユダヤ人迫害や異端審問の資料から、ユーラシア大陸に時空を越えて出現するオイディプス、シンデレラ等の神話、寓話、儀礼を詳細に検討し数千年にわたる民衆文化の基底に潜むシャーマニズム的要素を開示し、人間存在のもう一つの核心に迫る。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 56夜

  • 異端審問の記録を辿ったサバトから、ケルト、古代ギリシアのシャーマニズム、寓話の分析から得られるえらく遠くまで広がり遡る、形態的なつながり、歴史的な連なり。

    特に、第三章と結論の章に詰まっている、とても悲劇的なものに胸を打たれた。

  • 「世界に亀裂を入れる5冊」の④

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

(Carlo Ginzburg)
歴史家。1939年、イタリアのトリーノに生まれる。ピサ高等師範学校専修課程修了。ボローニャ大学・近世史講座教授、カリフォルニア大学ロスアンジェルス校教授を経て、ピサ高等師範学校教授。

「2022年 『恥のきずな 新しい文献学のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

カルロ・ギンズブルグの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×