新編第三の眼: デジタル時代の想像力

著者 :
  • せりか書房
4.00
  • (3)
  • (5)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 40
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796702874

作品紹介・あらすじ

デジタル・イメージはデッサンや写真とどこがどう異なるのだろうか。驚異的なテクノロジーの進化によって急激に変化しつつあるイメージの世界を手がかりに、人間の知覚と記憶の変容が生み出すデジタル時代のリアリティを探る。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 現代の科学と芸術とか日常の感性的体験の関係について、新しい視点から切り込む本。

  • 著者の博学ぶりに恐れ入ります。文章が非常に巧みです。

    メモ↓
    『哲学の力は硬直した思考を解きほぐし、爆発を引き起こしながら、新しい経路を発見させるところにある』
    『虹を掴むこと。それは存在と生成の織りなす関係のなかから、多様な見方や判断力を身につけながら、来るべき虹を見る眼を掴むことである』

    そしてモラ(※キルトとアップリケを足し合わせたような手芸)を作ってみたくなりました。パターンを探してこよう。。。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

写真家、映像人類学者。多摩美術大学教授。1960年神奈川県生まれ。南米滞在後、パリを拠点に写真家として活躍。1995年より多摩美術大学美術学部で教鞭をとり、現在は同大学情報デザイン学科教授。2006年〈市民の色〉で伊奈信男賞受賞。2007年第52回ヴェネチア・ビエンナーレ美術展における日本館の展示企画コミッショナーをつとめる。

「2019年 『現代写真アート原論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

港千尋の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×