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- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796702935
作品紹介・あらすじ
東洋と西洋の文化伝統をゆたかに混淆させた中島敦。その作品はつねに(我とは何か)という哲学的・根本的な問いを追いつつ、面白い話として物語られた。鋭い思考、敏感な感受性、深い教養によって日本に於ける実存主義文学の先駆となった中島敦は、そのテーマや題材をいかなる手法で展開させたのか。「中島敦作品集」の英語翻訳者が海外の研究をふまえ、世界の文学・思潮のなかで中島敦を読む。
感想・レビュー・書評
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参考文献リストあり。中島敦作品を英訳するプロジェクトの付随して出版されたものらしく、中島敦の作品とその英訳がかなりの分量を占める。帯に「インターテクスチュアルな読解の試み」等とあるが、試みてはいるものの十分な成果を提示できているとは思われない。
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芸術至上主義という中島を改めて見直す良い一冊
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