キングダム・カム 愛蔵版 (ShoPro Books)

  • 小学館集英社プロダクション
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本棚登録 : 129
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796870788

作品紹介・あらすじ

近未来、そこはヒーロー不在の世界だった。正義と真実の象徴であるスーパーマンは引退し、多くのヒーローたちも姿も消していた。一方、台頭する新世代の超人類は我を忘れ、自らのパワーをみだりに使い、世界を混沌の渦へと巻き込んでいった。平和を希求する人々はなす術もなく、ただこの世の終焉を待つのみであった。だが、この状況を目にしたスーパーマンは苦悩と自責の念にかられながらも、世界のために復帰を決意する。スーパーマンは、バットマン、ワンダーウーマン、グリーンランタンなどかつての仲間たちとともに秩序を取り戻すべく立ち向かうのだが…。超人類たちとの対立を通して、「生身」のヒーロー像を描き出したアレックス・ロス渾身の一作。ラフスケッチほか100ページにわたる豪華資料を完全収録。

感想・レビュー・書評

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  • 僕が好きなアメコミの一つがこれ。
    カラフルで圧倒的なビジュアルの元で描かれるヒーローたちの愛憎のドラマが面白い。
    主人公はスーパーマンだが、このスーパーマンが一番カッコいいと思う。

  • アレックスロスの美麗なビジュアルによるDCクロスオーバー。主人公はスーパーマンですが、曲者の極みのようなバットマンと、強烈な存在感を放つキャプテンマーベルが無茶苦茶カッコ良いです。

  • 各ヒーローに思い入れはないけれど、それにしてもつまらない。

  • 圧巻の画力と設定資料

  • 黙示録になぞらえて話が展開しまさが、それにしてもアメコミキャラの喧嘩っぱやさ…!という感はあります。が、何と言っても絵が圧倒的に美しく、これ描くのに一体どれだけかかったんだろうと考えると空恐ろしくなる!

    内容としては、ヒーロー達の2、3世代目が出てきて特殊な力を持つ者が増加傾向にある中、マイノリティかつ特殊であるが故に一種(彼らが考えた)モラルに重きをおいた第一世代とは異なり、第二世代以降は自分の為に力を使うという感覚に。そしてそれが引き起こす惨劇が文字通り世界を燃やすという、大変迷惑極まりない話です。ヤバイ。

    しかし子世代のモラルのなさは絶対に親の教育のせいだ!と思ってしまう笑
    アメコミヒーローっとはある程度独善的じゃなきゃやってられないし。
    しかしスーパーマンは自分の独善に無自覚であり、バットマンは自覚的でありながらあえて独善を選ぶという感じが相変わらずです。

    しかし読み応えはかなりあるので、そこらへんの些細な事が気になろうがなんだろうが、DC好きなら一度は読んでもらいたい感があります。

  • 絵がまず本当に美しいです。そしてこのコミックで唯一人間なバットマンのおじさまが渋くて渋くてたまりません!この作品でもバットマンとスーパーマンは絶妙に悪友風味で、別作品のスーパーマンvsバットマンなお話を読んでるとなんだか不思議な安堵感があって面白かったです。ただ既にアメコミのキャラを大体知ってる前提で話が進むので、手に取る方は事前に少し勉強が必要かもしれません。

  • 久しぶりに買ったアメコミ作品!

    本の帯に書いてある「ただ傑作」というのには納得がいく作品だったと思う。

    ただ、自分の知識が少ないせいかいまいち分からないこともあったから、知識を蓄えた後でもう一度読んでみたいともう。

    DCコミックのおなじみのスーパーヒーローから(どうやら)マニアックなキャラクター、オリジナルのキャラクターがたくさん出ていて途中頭が混乱してしまうのが悩みであり、それがまた面白い

  • 人生初アメコミ
    ジュンク堂で一目惚れしたので購入
    いやー 面白い
    絵が凄い上手い 全てのコマが1枚絵として成り立つレベル
    その後びっくりしたのが、この漫画、1996年に刊行してたということ
    日本の漫画とは方向性が違うので何とも言えないのですが、96年当時この漫画に出会っていたら自分はまた違う道を歩んでいたんじゃないかな・・・
    というぐらい衝撃を受けましたね

    問題は、話の内容がアメコミに精通した人じゃないと楽しめないことです
    キャラが非常に多いので、そこはもう自分で調べてもらうしかないですね
    巻末に一応キャラの説明はありますが、簡単なものが多いので・・・

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著者プロフィール

●マーク・ウェイド[作]……『キングダム・カム』や『フラッシュ』シリーズを中心に、DCコミックスを中心に長年活躍しているライター。MARVELでは『キャプテン・アメリカ』や『ファンタスティック・フォー』などを手がけた経歴を持つ。

「2022年 『アベンジャーズ&チャンピオンズ:ワールド・コライド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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