キャプテン・アメリカ:ウィンターソルジャー (ShoPro Books)

  • 小学館集英社プロダクション
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本棚登録 : 99
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796871006

作品紹介・あらすじ

キャプテン・アメリカの人生は悪夢に変わった。第二次世界大戦末期に死んだと思われていたバッキーが、謎の暗殺者ウィンター・ソルジャーとして目の前に現れたのだ…。はたしてこれは現実なのか!?コミック・ファンと評論家を驚愕させた"キャプテン・アメリカ"の秀作がいま蘇る。

感想・レビュー・書評

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  • 映画公開に合わせての発売なんだろうけど、なぜこのストーリー?
    まあ、ヴィレッジブックスから出たシビルウォーとその後に出る、デス・オブ・キャプテンアメリカとの絡みだったとしたら納得。
    でも、ソーみたいにクラシックストーリー本も出してほしかった!

  • キャプテン・アメリカの人生は、悪夢に変わった。真夜中の通報で呼び出されたキャプテン・アメリカが見たものは、最強の敵レッドスカルの遺体だった。
    だがキャプテン・アメリカの任務が、終わったわけではない。
    なぜならレッドスカルを襲ったアレクサンドル・ルーキン将軍が、現実を改変するパワーを秘めた未完成のコズミックキューブを盗んで逃亡していたからだ。
    ルーキン将軍は、暗殺者ウィンター・ソルジャーを従え恐怖と破壊による世界支配を狙っていた。
    しかもウィンター・ソルジャーの正体は、キャプテン・アメリカのかつての相棒バッキー・バーンズだった。
    キャプテン・アメリカは、現実を受け入れられないまま、ルーキン将軍とコズミックキューブを追跡する。
    映画「キャプテン・アメリカ・ウィンター・ソルジャー」の原作。
    レッドスカルが脱獄した怒りと毎夜苛む戦争中の忌まわしい記憶から逃避したくて任務中に命知らずな行動を取りながら戦う意義を探し求めるキャプテン・アメリカの苦悩、コズミックキューブを巡るキャプテン・アメリカたちシールズとルーキン将軍とバロンジーモとクロスボーンズの争奪戦、第二次世界大戦中のキャプテン・アメリカのミッションにファンタスティックフォーのヒューマントーチが参加していたことやキャプテン・アメリカが氷漬けにされていた時に誰が代理をしていたかなどの秘話、第二次世界大戦と現在を行ったり来たりしながらのスパイ映画のようなスケールとサスペンス、洗脳されたバッキーをファルコンやエージェント13の力を借りて正気に戻そうとするキャプテン・アメリカの奮闘、キャプテン・アメリカのシリーズ最高傑作です。

  • 渋い。こんな感じの冷戦スパイ・アクション・テイストで映画も作ってくれるなら楽しみ。

  • 映画見てきました。「キャプテン・アメリカ」。
    感想を書いている暇がないけど、面白かった。

    映画も、もっと脳天気な作りかと思っていたらけっこう真面目でした。でも、この本は、ちょっと重すぎな感じです。読むのに時間がかかった。

    おもしろいですが、アメコミのもっているというかキャプテン・アメリカのもっている独特の歴史が、ものすごく重くのしかかっている感じです。
    それが、魅力でもあるんですけどね。

  • 友情と失われた黄金時代の物語だった。まさかこんな哀しく美しい話だとは。謎と冒険の娯楽性もたっぷり。このライターの作品をもっと読みたい。

  • 14年に公開予定されている実写映画の続編予習に。

  • 初めてマーベルのコミックを読んだけれど、DCの架空のヒーローというイメージはなく、「アメリカの象徴として戦っているヒーロー」がその象徴のためにいかに悩み苦しんでいるかということがリアルで重く感じた。
    ウィンター・ソルジャーとキャップが直接対面するのが最後のほんの数ページという所が、二人が背負ってきた悲しみをより強調させる。

  • 訳者である堺氏が寄せているコメントの通り、「キャプテン・アメリカの伝説に入門するためには最適の一冊」であると感じた。現代の話を進める上で頻繁に挿入される回想によってキャプテン・アメリカとはどういう人物か、ということがシリーズ初見の私にもしっかりと伝わった。
    展開がスピード感満載で、飽きることの無いペースでアクションが来るのも魅力的である。大きな一枚絵で迫力あるダイブもあり、細かく受身の描写もありとアクションのセンスも抜群。
    最後の扉絵はその1枚だけで胸を熱くさせられる。
    転じて、幕間のジャック・モンローのエピソードに関してはそれまでの彼の話を読んできていない身が読むのは勿体無い。あと話には出ていたとはいえアイアンマンの協力が唐突にならないようにして欲しい感はあった。

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著者プロフィール

●エド・ブルベイカー[作]……ライター、コミック・アーティスト。『キャプテン・アメリカ』や『デアデビル』『アンキャニー・X-MEN』などのマーベル作品のほか、『バットマン』や『キャットウーマン』などDC作品にも携わる。また映画やゲームの脚本を手掛けるなど、幅広く活躍している。また、アイズナー賞、ハーベイ賞のベスト・ライター部門のほかに多くの賞を受賞している。

「2022年 『ゴッサム・セントラル:狂気と哄笑と』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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