ベスト・オブ・スパイダーマン (ShoPro Books)

  • 小学館集英社プロダクション
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本棚登録 : 88
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796871341

作品紹介・あらすじ

2012年、公開された新シリーズとなる映画『アメイジング・スパイダーマン』。アメリカン・コミックが原作のスパイダーマンは、50年近くも続いているアメリカの人気キャラクターのひとつです。本書は、その長い歴史のある「スパイダーマン」の名作・傑作を集めたベスト・ストーリー集で、1963年にスパイダーマンが初登場した「アメイジング・ファンタジー」15号やスパイダーマン30周年記念号、ニューヨーク・ギャングの重鎮キングピンの初登場号など選りすぐりの作品を8篇収録しております。

感想・レビュー・書評

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  • ギル・ケイン(あえてここはケーンではなくケインと呼びたい)、ロミータJr.の作品がないのは残念だが満足いく内容。

    「スパイダーマンを集める少年」は何度読んでも泣ける。今回の翻訳版を読んで又も涙。
    シビルウォーより前にヒーローの存在意義を描いたこのストーリーこそ本当の名作といえる。

  • こういう本を待っていた。
    キャラクターは知っているものの、その複雑な構成と膨大な量に原作に手が出なかった人間には実に有難い作品。サム・ライミ版映画の原典になったと思われるエピソードも収録されており、とりあえず「基本だけは抑えた」気分にはなれます。また、「スパイダーマンを集める少年」のように、有名なヴィラン等登場しないものの実にいいエピソードを収録しているあたりも良いです。他のマーベル作品でもやって欲しい企画です。

  • スパイダーマンは、あきらめない。

    スパイダーマンの長い歴史の中のものすごく初期のベスト。
    ヴェノム姿のスパイダーマンとかは、日本ではあんまり有名でないので、何の知識もなく読むとビックリするかも。

    ベストなので、単品として面白いものが選ばれていると思いますが、実は、わたしはアメコミの面白さって、単純なところだけではなくて、話がずっと前の話を引きずっているところだと思っています。
    そこが、アメコミの入りにくさでもあるのですが。

    だから、クーロンサーガのあたりの長い話が日本語になってくれるとうれしいなぁ。

  • これがベスト・エピソードかと言われると首をかしげるけど、スパイダーマンというキャラを知るのにはベストなんじゃないかなとは思う。

  • 僕はスパイダーマンが大好きですが、
    原作はよんだことがなく、
    映画で好きになりました。

    これを読むと
    あの話のもとはこれか!とか
    この話をあんな風に広げたのか!とか
    スパイダーマン好きにほ良いもなどと思いますが、
    ストーリーものだけど、話を抜粋してるので
    前情報がないと読んでて、ん?ってなる。

    あと、やはり日本の漫画と比べるのはあれですけど
    日本のマンガを想像して買うと
    やはり絵の表現力なんかは全然違うので
    スピード感とかはあんまりない。

    それでも話は面白いし、スパイダーマンの葛藤はすごく分かるから好きな人にはオススメ。

  • スパイダーマンの有名(定番)エピソードが詰まった傑作選。カバーなしの装丁は昔の小プロアメコミを彷彿とさせる。最近の邦訳アメコミはお高くて中々手を出せないのだけれど、1400円(税別)は有難過ぎる!流石は小プロはんやでぇ! マーヴルクロスで既に翻訳されたエピソードが何点かあるのだが、見比べてみると翻訳は勿論、印刷のやり方が変わったからか色彩の出方やら線の数やらが全然違う! お持ちの方はお手元のマーヴルクロスと見比べてみて下さい。

    それにしてもグエン・ステーシーとMJが同じページにいるって、凄い絵面だなぁ。

  • 1994年に発売された『The Very Best Of SPIDER-MAN』の日本語版で、スパイダーマン誕生(『アメイジング・ファンタジー』#15)を筆頭に、単発の名エピソードを抜き題した傑作選。
    各話のカバーアートがないのと、底本が古いので昔のエピソードしかないのが欠点だが、それを抜きにすれば、『Very Best』に相応しい内容。これで税込1500円弱なら確かに「買い」(笑)。
    別紙付録に最近までの略歴もフォローしてあるので、お高い大全本に手を出しづらい人でも安心(笑)の、スパイダーマン入門本。

  • 既読の話も多いしチョイスに疑問も残るがそれが傑作選というものか。機械を押し上げる場面は今も色あせず感動的で、往時の作とは思えない。

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著者プロフィール

●スタン・リー[作]……1960年代にスパイダーマン、アイアンマン、X-MENといったキャラクターを次々に考案し、マーベル・コミックの繁栄を築いたカリスマ・クリエイター。

「2014年 『スパイダーマン:ステイシーの悲劇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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