ジャスティス・リーグ:魔性の旅路(THE NEW52!) (ShoPro Books THE NEW52!)

  • 小学館集英社プロダクション
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784796871549

作品紹介・あらすじ

バットマン、スーパーマン、グリーンランタン、フラッシュ、ワンダーウーマン、アクアマン、サイボーグ――7人で結成されたヒーローチームが誕生してから数年後、彼らは世界一のヒーローチームとして認められ、世界中の人々に愛されていた。だが、すべての人がそう思っているわけではなかった。無垢な人々を守ろうと努力を重ねても、すべての人を救うことは不可能である。ジャスティス・リーグの面々は、勝利の陰に大いなる敗北の種が植えられていることに気づくことはなった。悲劇を体験して、大きな存在に生まれ変わるのは、ヒーローだけではない。ヴィランもまた同じである。悪が歩む暗き旅路の果てには、ジャスティス・リーグの破滅が待ち構えている……。世界一のスーパーヒーローたちは、暗い闇の底への旅から無事に生還することができるのか? さらに物語はDCコミックスの歴史に刻まれる衝撃の結末を迎える。

感想・レビュー・書評

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  • ジャスティス・リーグ:誕生からの続きのお話。グリーンアローも登場。そしてスティーブの恋の行方は…

  • かつてジャスティス・リーグに命を救われ、彼らを「地上に降りた神々」として称賛した作家デビッド・グレイブズ。そのグレイブズが、ジャスティス・リーグを破滅へ導くべく暗躍を始める…

    スピーディで読み易く、流石の安定感。
    シリーズ2巻目にして、早くもチームに亀裂が入ることになるのだけれど、作中では前巻(『ジャスティス・リーグ:誕生』)から5年が経過しており、その間に起ったことが断片的に挿入され、決してリーグの活動や内情が順風満帆とはいえないことが窺える。
    また、スーパーヒーローたちの「人にも神にもなれない」姿が浮き彫りにされる。特にラスト、日本の大手マスコミでも一部報じられた、スーパーマンとワンダーウーマンのキスシーンがあるのだけれど、この二人が互いの孤独感を埋めるべく惹かれ合ったのは当然の流れなのだろう。
    対して、5年経ってもリーダー風を吹かせたがるバットマンや、人類がジャスティス・リーグに不信感を抱くきっかけを作ってしまった責任を一身に抱えてリーグを脱退したグリーンランタンの描写は、その出自の「人間」らしさが出ているのではないかなぁ、と。
    トレバー大佐は本当にもう、「お疲れ様です」としか(笑)。

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著者プロフィール

●ジェフ・ジョーンズ[作]……ライター。『ドゥームズデイ・クロック』や『バットマン:スリー・ジョーカーズ』など、DCコミックス作品を多く手掛ける。

「2023年 『シャザム!:ビリー・バットソンと7つの魔法世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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