ブラックパンサー (ShoPro Books)

著者 : レジナルド・ハドリン 中沢俊介

• 小学館集英社プロダクション (2016年4月20日発売)

感想・レビュー・書評

[noireさんの感想 · 2018年4月21日]

映画感想なんだけどね。

これを一緒に観た人と、最近別れた。

大好きな人だった。

大切にしたいと思う人だった。

でも一緒にいられなくなった。

この映画を、面白かったねって、言い合えたことが、良い思い出として残りますように。

[急転逸朗さんの感想 · 2018年4月5日]

映画見たので備忘

[domarinさんの感想 · 2016年6月15日]

ブラックパンサー個人誌初邦訳作。映画版『シビル・ウォー』での登場に合わせてのグッドタイミングな邦訳。2005年から始まったシリーズのオリジン部分が掲載されており、彼がどんなヒーローなのか知るにはとても良い。

彼の国、ワカンダの王として就任するところから初めて迎えるレベルの国家的危機までが急速に進行するので、面白いのだが少々性急な感じはある。しかし、ワカンダという国がどういう国なのか、自国の誇り、隣国の干渉、大国の敵視と様々な視点で浮き彫りにされているうまい展開。そして古代から続く伝統文化と進んだ科学技術の両立がちゃんと描写されている。

さらには本当に初登場した回もちゃんと掲載されており、入門編としてもよく価値も大きい一冊である。

[杉浦印字さんの感想 · 2016年4月28日]

現代的な語り口の反面、古典的な幼稚さのようなものを感じたが、後書きで文化的要求と腑に落ちた。アメコミというカルチャーから顔を覗かせる（2005年時点の）黒人文化の一側面として面白い。

著者プロフィール

●レジナルド・ハドリン［作］……主に映像業界での活動で知られる。映画『マーシャル 法廷を変えた男』や『エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画』では監督を務め、映画『ジャンゴ 繋がれざる者』やテレビアニメ『ブーンドックス』では製作に関わった。コミックの仕事としては、他に『ブラックパンサー／キャプテン・アメリカ：フラッグズ・オブ・アワ・ファーザーズ』などがある。

「2022年 『ブラックパンサー：黒豹を継ぐ者』 で使われていた紹介文から引用しています。」