ソー&ロキ:ブラッド・ブラザーズ (ShoPro Books)
- 小学館集英社プロダクション (2016年5月18日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796875936
感想・レビュー・書評
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通常、ソーが主人公であるところのアスガルドの物語をロキを主人公として語りなおす話。しかもロキがアスガルドの王に就任し、ソーは投獄されるところから話がはじまるため、実に通常とは全く異なる話に仕上がっている。
ロキの単純なようにも見えるヴィランとしての行動の裏に、単純ではない感情を抱え込んでいることがソーの周りの様々なキャラとの絡みで明らかにされていく様は非常に興味深いものであろう。
さらに、どことなく怪しいエサッド・リビッチの画が、悪役側から見た神話、といった作品の雰囲気にぴったり合うので非常に読みごたえがあった。
ロキの初登場話などが合わせて掲載されているので、映画版のロキに興味をもった人にはぜひおすすめしたい一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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