ブリッジブック憲法 (ブリッジブックシリーズ)

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  • 信山社出版 (2002年12月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797223019

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ブリッジブック憲法 (ブリッジブックシリーズ)の感想・レビュー・書評

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  • 解説によるとシリーズ名のブリッジには、高校生がスムーズに大学生の勉強に入っていけるようになる為の意味がこめられているとのことです。しかしこの憲法に限ってはどうでしょうか。一通り憲法を勉強してきたつもりの私から見て、なんだか難しいとかんじられます。専門課程ということを意識しすぎているようにおもえます。確かに、語り口、専門的なことの記述のされ方はやさしいのですが、扱うトピックの抽象性が高い為、平易な言葉でかつ短くまとめるということで無理がいっている気がします。初学者では意味をつかみきれないのではないでしょうか。だからといって悪書というわけではなく、中級者、一旦憲法の勉強を済ませた者にたいしては刺激的なもののように思います。憲法に何らかの面白みを感じた者が、さて、もっと深く考えてみたいがどこからやっていいものか、と迷った際にこの本を手にすれば、目が開かれることでしょう。
     憲法といえば人権 統治、二つのくくりで捉えがちですが、実際研究しようと思うときには様様なアプローチが可能です。思想や歴史といったものもそのひとつです。本書では前半において解説がされています。この部分から学生は独自の切り口を見つけることが可能でしょう。ほか本書第14講義 憲法学の過去・現在・未来 第15講義 日本憲法学を築いた人々 これら二つの記述が特徴的です。憲法学そのものが社会の中でどのように位置しているのか、またどのような人々によって担われてきたものなのか。それらを見ることによって日本におけるこれからの憲法学のあり方、社会のあり方を提示しようとしています。
     問題意識を持った人が考え始めるスタートとしてのヒントがたくさんある本です。

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