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- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797250664
作品紹介・あらすじ
「平和に対する罪」がニュルンベルク裁判と東京裁判だけでしか裁かれなかったのは何故か。いわゆる「侵略戦争」についてのシュミットによる法理論的批判と、その後、半世紀間、一度も裁判が行なわれなかった事実をふまえてのクヴァーリチュによる分析。
感想・レビュー・書評
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現代国際法、特に国際人道法での基本的な原則であるニュルンベルク原則の成り立ちに対して、よく知らない人にとってはある意味衝撃的なものかもしれません。国際人道法や国際刑事法、真正の国際犯罪たる平和に対する罪というものを考えるうえで、きわめて刺激的な示唆を与えてくれる本です。
ただ、本書の最大の欠点は、その読みにくさにあります。翻訳が非常にわかりにくい日本語になっています。僭越ながら、このような日本語翻訳ではだめです。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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