- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797331479
感想・レビュー・書評
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営業現場の研修を担当することが多い。
価値創造型・提案営業型のわが社では、特に相手を説得するコミュニケーション・スキルが求められる。
プレゼンテーション能力や交渉能力を高めていくことは大切で、人と人の関わりと考えると、心理学がベースになるのは当然だ。
しかし。
優秀な営業マンと優秀な?詐欺師と紙一重、などといわれるように、心理学をブラックな方向に使うのはいかがなものか。
参考になる部分ももちろんあるが、「相手を操作しよう」とした時点で、信頼関係構築には程遠く、永続的な良い人間関係にはつながらないと考える。
いい人キャラで、セールスマンの薦めをなかなか断れない人は逆立場で読むと対抗策が立てれるかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
表紙には「気づかれずに相手を操る悪魔の心理術」と物々しいキャッチが書かれているが、内容はよくある交渉術・プレゼン術のまとめ書。残念なことに悪魔的な術は登場せず、極めて真っ当なテクニックが紹介されていて、この手の古典である「ハーバード流交渉術」と重複する記述も多い。新鮮味は薄い分、平易な文章で読み終えるのに時間がかからないのが本書のメリットかもしれぬ。唯一、印象に残ったのが「署名は大きな字で書け」という件。署名の大きさはパワーの強さに通じるらしい。簡単、コスト・ゼロ、副作用もなさそうなので、これはぜひ実践してみる気になった。--- 2009.04.30
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この手の話で著名になった内藤誼人の処世作。まぁ、普通のボディ・ランゲージ本。
本の中でもリファレンスされているデイビッド・ルイス「成功のためのボディ・ランゲージ」の方が良い。 -
初対面のヒトへ与える第一印象など、多少は営業に役立ちます。
デキると勘違いしてる、なんちゃって欧米人ビジネスマンが良くやってる、相手を威圧しながら、自分の立場を優位にもっていく方法など。
私の好みではありません。 -
交渉術の方法論みたいな感じですかね。これもちょっとした、教養程度に読んでおくといいかもしれません