合衆国爆砕テロ (ソフトバンク文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797332223

感想・レビュー・書評

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  • 合衆国大統領の命を狙ったテロの作品を立て続けに読んだ。両作品とも甲乙つけがたい出来ではあるが、追っかける主人公の描き方では、本作の方を推したい。それにしても、似たようなプロットと方法論、そして結末の設定も共通点が多いと思う。さては、80年代のパレスチナゲリラを21世紀のアルカイダに置き換えたか?
    余計な、邪推は置いて作品は、アメリカ陸軍の特殊部隊で軍事教育を受けたある軍人は、実はアメリカという国家に激しい憎悪を持っており、最初の国外でのミッション遂行中に味方を殺害して逃走。その後、イランのアルカイダ系と繋がり、合衆国内で爆弾テロを決行する、ここから始まるもと上司ライアンとの追いつ追われつの追跡劇。
    やはり、英国人作家の軍事スリラーは面白い。

  • 「CIAエージェントとして輝かしい将来を約束されながら、若くして引退に追い込まれたライアン。その裏には冷酷非情なテロリスト、マーチの存在があった。そして今、アルカイダを中心とする全米大規模テロ計画にマーチの影を捉えたライアンは、宿敵を倒すべく、ふたたび立ち上がった!プロの男たちの壮絶な死闘が展開する、新時代の謀略サスペンス」以上、あらすじはアマゾンから引用。「ここまでやるか」というのが、正直な読後感。私怨と私怨が次回作では激突するのでしょうか。

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