- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797333053
感想・レビュー・書評
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「一生涯を生き抜くにはどれだけの金額が必要なのだろうか?」
そういった疑問にこたえてくれる。
本書は以下の5章から構成されている。
第1章 一生涯いくら?人生の値段をシミュレーション
第2章 本当は高い?安い?暮らしの中の値段
第3章 知らずに死ねない 相場がよくわからないあの値段
第4章 あの値段でなぜか儲かるビジネスの謎
第5章 人生が二度あればトライしたい?あの仕事の値段(報酬)
さらに約65の項目について解説している。
個人情報の値段、迷惑メールの謎など興味をひかれる内容満載である。
一方で「結局人生トータルでどのくらいお金がかかるのか?」という点は分かりにくく、また「家賃・住宅」は「家賃更新料」のみの解説だったのが残念だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人生に関わるいろいろな値段が書かれていて面白い本です。
読んでみると、持っている謎が解消されるかもしれません。 -
人生の決断は時として非常に安易だ。
反面、安易だから決断できる面もある。
どれだけの人間が人生に明確な目標を設定した上で大学を選択しただろうか。結婚することが、そしてその恋人と子供を作るということが経済的にはどれだけ大きなものだろうか。
具体的な数字が現実で突きつけられる前に、知識としてだけでも知っておくと自分の中に選択肢を持つことができるようになるのかもしれない。
でも、反面知ってしまったからこそ二の足を踏んでしまって、人生において本当に大切なチャンスを自分からスルーしてしまうのかもしれない。 -
現実に何が行われているかを知ることは大切だが、普通の生活を過ごしている限り決して見えてこないものがある。自分だけなら、理不尽なものには関わらないというポリシーで実害はないのだが、家族・親戚・知人などがその被害に遭う恐れがあることを想定すると、とたんに知る必要を感じてくる。人間生活の微妙な綾のようなところで稼いでいる人々や組織がずいぶんたくさんあることをかいま見ることができる。
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生きて生活するにはお金がかかる。
そんなことを今更ながら思いました。