パワーマインド 自分を高め 交渉に勝つ 悪魔の心理術 (ソフトバンク文庫)
- ソフトバンク クリエイティブ (2005年12月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797333152
感想・レビュー・書評
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「パワー」シリーズ3部作の最終巻。交渉を有利に
導くための実践技法を紹介した本。著者の本は、他の
本も読んだことがあるが、わかりやすくて、実用的な
のが特徴。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
そもそもその術はあなたの環境に必要か?と考えて 「パワーマインド」
「自分を高め交渉に勝つ悪魔の心理術」
とサブタイトルに入っております。
教授の発表した論文の引用をばしばし出して、
自分を優位な立場に持っていくようなテクニックを紹介しています。
最初の十数ページを見て、まずはあなたの環境にこのテクニックが
有用かどうか、こちらをご判断頂きたいところ。
少なくとも、残念ながら現在わが社で利用したら
「この人とは仕事をしたくない」と言われるという結論に至りました。
ただ、会社に「この人とは仕事をしたくない」と
多くの人間から言われ、私も極力関わりたくない人がいるのですが、
その方が大いにこのテクニックを利用しているということが
わかりました。
本書はその対策のために、太字部分のみ流し読みしました。
このような術が必要な環境な方は熟読なされるとよいかと思います。 -
パワーシリーズ三作目。
ビジネス心理学。
もちろんビジネス以外にも十分応用可能だ。
内藤氏のこのシリーズはとても分かりやすい。
薀蓄などがなく、より実践的なことが書かれているので、自分なりに応用していけば、とても使える。
もう一度、パワープレイ、ロジックも読み直そうっと。 -
静止している反対者よりも、何かしらの行動をとっておりあなたの方が確実に注目される。
服装でも勝負できるビジネスマンがかつ。
相手にお!っと思わせる小物を少なくとも1つを持っておくといい。 -
独立系の心理学者が、ビジネスにおける心理学の活用を説いたもの。
副題のとおり、心理学の技法を使って自分を高める、強そうに見せることに主眼を置く。
実践的なテクニックがあれこれ。
⚪︎入浴中をイメージして、エネルギーを高める
暗示と催眠効果で体温が2、3度上昇する
⚪︎寝不足の時に頭をスッキリさせるテクニック
1.バニラアイスを食べる
2.ジャスミンティーを飲む
3.早歩きして身体を温める
⚪︎反対者、批判者を孤立させる
→言葉の価値を引き下げ、反対の空気が広がるのを防ぐ。
1.その人物が話をしているとき、その人の顔を一切見ない
(窓の外を眺める、資料に目を落とす、別の作業をやり始める)
2.反対者よりも注目を集めるような行動をする
(メモをとる、資料を探してガサガサ音を立てる、メガネを拭く、講演中ならステージを右から左へと移動する) -
2013.11.23読み終わり。交渉のための心理戦や自信を持つための心理術として非常に役立つものだと思います。私も人の前で話すことが多い職業なので納得できることだらけでした。話し方に関しては様々な本で見ていますが、本書でも書かれているように、大切な伝え方があり、その話し方には多くの共通点を感じます。ビジネス系の話ですが、心理学者ならではの目線が面白かったように思います。
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交渉に勝つための様々なテクニックが紹介されている。
中には、そんなこと出来ないだろ!とツッコミたくなる内容もあるが、役に立つ内容も豊富です。
以下、おもしろかったもの
◆視線は自分からそらしてはいけない。下にそらすのは最悪。
◆叙述型よりも問いかけ型。問いかける事で聴衆は内容をしっかりと考える。
◆メモを取るのも、時計を見るのも胸の前で行う。
◆相手の声よりも少しだけ大きな声で話す。
◆口をできるだけ大きく動かして話をする。それだけで表情の豊かな人に見える。
◆どんな話をしても全体の11パーセントは自分のファン(チアリーダー)がいる。
◆手の震えを隠すテクニック
◆心配のタネは「準備」と「リハーサル」で75%がカット出来る
◆前髪で額を隠さないこと
◆目線は相手よりも高くする
◆肩を強調した服を着る
◆一方の足に体重が乗ったら「もう帰りたい」のサイン
◆袖口を触るのは動揺のサイン -
よく書かれている心理学のHow To本...<br />どっかで聞いたことがある事ばかりで、あまり参考にならなかった
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おもろい!!
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「悪魔の…」とつくと何か邪悪ですが、自分を如何にアピールするか、相手に如何に自分のパワーを見せるか等、色々タメになることが盛り沢山の本です。