SNS的仕事術 ソーシャル・ネットワーキングで働き方を変える! [ソフトバンク新書]

著者 :
  • ソフトバンククリエイティブ
3.12
  • (4)
  • (11)
  • (51)
  • (8)
  • (1)
本棚登録 : 140
感想 : 24
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797336016

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 組織の中のワン・オブ・ゼムではなく個人として仕事をしましょう。その際には今流行のSNSが便利ですよ〜という本。

    この本で謳っているような仕事が出来る人はとうにしているだろうし、この本を読んで目から鱗を落とした人が何かしらの花を咲かせられるとも思わない。

    成果主義と併せて情報発信力というかアピール力が大事になってくるが、本来の日本人の於く奥ゆかしさ(個人の資質というよりも"空気"として)からすると口だけ番長の増加につながるだけでは? と思う。

  • 2006年の書籍だが、SNSの立ち上がり時期に、自分の固有名詞での仕事の仕方・生き方を示したもの。今だとFacebook中心になるのだろうが、着眼点がいい。
    自分の個性を理解して、どこの誰から見られてもよいものにパッケージ化し直して発信する、というメッセージは分かりやすい。どう見られたいかという、自分ブランディングなのだろう。
    また、情報公開することで、競合他社からのアクセスが多いこともあるらしく、経営層に近い場合は、アクセス解析は重要だと感じた。
    発信時には、コンテンツだけでなく、タイトルと長さ、発信タイミングにも気をつけないといけない。

  • [ 内容 ]
    組織の看板で勝負できる時代はもう終わった。
    これからの時代、いかに自分の価値を高め、良質な人的ネットワークを築けるかでビジネスマンの勝負が決まる。
    その成功の鍵を握るのが「情報発信力」だ。
    SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)をはじめ、個人の情報発信力を高めるデジタル&リアルなツールや手段を駆使した、新たなワークスタイルの提案。

    [ 目次 ]
    第1章 SNS的とは何か
    第2章 世の中は「SNS的」へ向かう
    第3章 SNS的仕事術へのアクションプラン
    第4章 SNS的仕事術を実践する人たち
    第5章 情報と人が自動的に集まり続ける仕組み作り
    第6章 SNS的仕事術の可能性

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • SNSとは何だ?という人たちにはかなりおもしろい内容かな。
    SNSをすでに使っている人たちは、本書に書いてあることは
    薄々は感じていることでしょう。改めて文章にするのは難しいですけど。

  • 何となく題名と、ソフトバンク新書? に興味があり購入。
    ソフトバンク新書、って何よ?
    そちらの方が正直気になり購入。


    本の内容は現代風の仕事の仕方であり、勉強になりました。
    情報は自分から出さないと、収集出来ない時代になってきている。
    以前は、情報収集→分析→情報提供と言う流れだったが、現在は、情報提供→人が集まり情報収集出来る。
    情報提供を行わないと、人が集まらないので、情報収集が出来ない。
    たしかにこれは一理あると思います。しかし、それが全てになるとも思えないです。
    やはり、情報は自分で集め分析する言うのは今後も多数では、と自分は思いました。あくまでもプラスの要素としては、必須の取り組みであると思う。
    当然それが出来る人と、出来ない人では大きな差もついてくるでしょう。
    また下記の様な事例を説明していました。
    あのことは、この人が専門家だから任せようと言う世界を作る。
    SNSやブログで仕事を生み出している。似顔絵が旨い、女性が趣味でSNSやブログに似顔絵を乗せていたら、ある日吉本興業の社長より電話が来て、芸人の似顔絵が非常に上手なので、吉本興業の芸人の似顔絵を作成してくれないかと仕事の依頼が来た。現在は、吉本興業の携帯コンテンツの似顔絵はその女性が全て作成している。
    情報を出すことにより、情報が生まれ、仕事が生まれているのである。
    これも普通に今後、間違い無く増えて行くでしょう。でもやはり同様に一握りの世界であると思います。
    この本を読んで勉強になったことは、SNSやブログでの情報発信の世界は現実になっており、益々その世界は大きくなって行くと言うことです。

  • あとがきに書いてあるとおり自分の名前で仕事をする為には自分の付加価値をアウトプットする事が重要。付加価値が提供出来なければ質の高い関係は生まれない。

  • 旅先で見つけた一冊。

    ざっくり言って、

    「これからは会社の名前じゃなくて、個人の名前で勝負する人が成功するよー。そのためには、自らどんどん情報を発信して、人間的つながりをつくっていかなければならないよー」

    って話。

    言ってることは正論やし、ホンマにこれからはそういう時代になていくと思うけど、会社の名前でしか勝負できない人の前提として、自ら発信できる何かを見つけられていない、または見つける機会を見落としていることが原因やと思う。
    やから、そのためにはどういった取り組みが有効かというところまで言及してくれれば、なおよかったかなーと感じた。

    それに、「個人で勝負」って簡単に言うけど、それは結局ある程度のスキルや能力を持った人の話になってしまう気がしなくもなかった。

    まあ、個人の力をつけろってことですよね、頑張ります。

  • 著者の専門は「自己演出」。本の内容は、SNSの使い方というより、自分を発信して人とつながる方法が主体だった。

    プロフィールに欠かせない3つの要素
    -Portfolio:実績を紹介するリンクやブログのURL
    -Profile:何ができる人かを伝えるキーワード
    -Credentials:知人がどのように紹介しているか

    発信情報のクオリティアップ
    -引用には出典をつける
    -簡潔・明瞭に
    -新規性、意外性、読者の驚きを意識する
    -海外の情報など、皆が知らないネタを見つける
    -複数の情報源を参考にして信頼性を上げる

    SNS的仕事術の実践例
    -様々な場所で自分のキーワードを伝える
    -何をやろうとしているか、どこまでやってきたかを語る。日ごろの活動をこまめに発信する。
    -好きなことにとことん詳しくなる
    -詳しくなった情報をわかりやすく伝える
    -選んだテーマで繰り返し書くことで、人や情報を集める

  • SNSに興味を持ってきたときに書店でこの本を手に取ってみたのですが、偶然にもアメリカ留学時に一緒の大学にいた人が書いた本でした。と言っても学部も違ったので数回しか会ったことがないのですが。

    SNSのコミュニケーションツールとしての特徴をよくつかんで、リアルに絡めてうまく説明されていると思います。帯にもある通り、プロフェッショナルな個人としてやっていくためにはツールがそろっているだけに素の情報発信のスキルと努力が重要になってくるんだろうなと思わせます(会社の宣伝もあるのかもしれませんが)。「SNS」よりも「仕事術」の方に重点があるところが他のSNS本とは違うところです。その点で賛否が分かれるかと思いますが。

    アメリカで会った当時からバイタリティ溢れていましたが、独立して本も何冊か書かれて活躍しているんですね。そう言えば時々くるメルマガを楽しみにしていたことを思い出しました。あの頃の懐かしさも含めて星5つ。

  • 副所長推薦書第一弾

    SNS的仕事術とは、個人の特殊な専門的な情報をブログやSNSなどで発信することで仕事にも役立てようという概念である。

    個人の価値観が多様化したことで、ニッチと呼ばれる「すきま」のひとたちが出現してきた。その人たちは、オタクやマニアと呼ばれる場合もあるが、見方を変えれば、ある分野に精通した専門家といえる。

    ブログやSNSで簡単に情報発信ができる時代になってきたからこそ、組織ではなく個人の名前で仕事する、パーソナルブランディングが重要である。


    本書では、SNS的仕事術の背景や概念規定、
    そして実際に実践している人を紹介して、より具体的に述べている。

全24件中 1 - 10件を表示

鶴野充茂の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×