- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797338690
感想・レビュー・書評
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■一度やったことは仕組み化しておく
■二重デコードをしない
どっちも業務に適度な余裕がないと難しいけど、二重デコードはかなり意識するようになりました。
この本は数時間で読める程度のボリュームなので、読んで損にはならないと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「仕事は8割の完成度で満足し、次の仕事に移る」
「人間は、計算・記憶の面ではコンピュータにかなわないため、創造に力を入れるべき」
「人はデコードをムダに繰り返すため、1回で完了させるべき」
「書類整理は時間軸と紐づける」
◆著者はコンピュータ関係の専門家のためは、システム工学的な考え方が記述されている。しかし、ある意味それが新鮮。 -
時間は自由にならない。
モノゴトのつながり×時間=ストーリー。
デコード=何が求められているかを頭の中で理解する段階。
2重デコードを防ぐ、デコードの後に迷わない。
考えたけど、やっぱり後回しにするということを避ける。
やると決めたらやる。
自動的にやる仕組みを作る。この時間は毎日必ず企画するとか。
何かを理解し、記憶するには、意味のあるストーリーや理由付けが不可欠である。
頭脳労働ではその成果がかけ算として表れる。
他人の評価の軸は完全には分からないものだという前提に立ち、8割の完成度で2倍の量をこなす。最後の2割に同じ時間がかかるのに評価は誤差の範囲になってしまう。
スピードアップのためには、一度やったデコードの結果を保存しておく。
頭脳労働におけるスピードアップの本質は、同じこと、似たことをやるときに2回目以降を速くするということに尽きる。
ストーリー=誰にでも見えるようにデコード化された情報。
人間関係 X 時間軸=ストーリー。
人間の脳は、ランダムな情報のかき集めには弱く、ストーリーのある情報の流れには強い。
情報は使う所に置け。
ラピッドプロトタイピング、とりあえず動くものを短時間で作り上げてしまい、あとはそれを残りの時間でじっくりと改良する。
大きな仕事は細切れにして進捗が見えれば、やる気は続く。
紙の種類を変える。A3まとめる、A4成果、A5アイデア。
考えがまとまらないのは、何が分からないかがよくわからないから。
何も新しいアイデアが出ない場合には、分かりきったことでいいからとにかく書き出してみる。そうすれば、自分がどこまで分かっていて、どこから分からないかという境界線がはっきりしてくる。
新しい考えのヒントはいつも境界線上にある。
データは、単体ではほとんど価値がない。なぜなら、どういうストーリーでそのデータが生まれたのか、他のものごととどう繋がっているのか、相互関係が不明だからである。
重要なのは、答え(データ)よりも、計算式や考え方(ストーリー)。
何が問題なのかはっきりすれば、半分は解けたも同然。 -
●徹底的に、情報を「再」利用せよ
●記憶・計算ではなく、「創造」に集中せよ
●「メタ」見積もり力を身につけよ