トップ人事コンサルタントが明かす いる社員、いらない社員

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  • ソフトバンク クリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797338874

感想・レビュー・書評

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  • 似たような内容の本を結構読んできたので新鮮味はあまり感じなかった。仕事やプライベートにおいても主体的に動くことが大事という事は共通して言えるのだと思う。でも自分はこの本の中にあった「変えられるものにエネルギーを注ぐ」というフレーズはとても気に入ってる。困ったときは過去などの変えられない事で悩むのではなく、これからどうするかを反射的に考えられる人になりたい。

    • くのーるさん
      「変えられるものにエネルギーを注ぐ」いい姿勢ですね。似たような、似てないかもしれないですが、一隅を照らすという言葉がありますね!
      「変えられるものにエネルギーを注ぐ」いい姿勢ですね。似たような、似てないかもしれないですが、一隅を照らすという言葉がありますね!
      2017/12/05
    • Tsukasa  Imabayashiさん
      >knorr22さん

      コメントありがとうございます。一隅を照らすという言葉素敵ですね。出来ることを精一杯やるという意味では似ていますね。
      >knorr22さん

      コメントありがとうございます。一隅を照らすという言葉素敵ですね。出来ることを精一杯やるという意味では似ていますね。
      2017/12/05
  • いわゆる「できる社員」のスキルや心構えについて書かれているビジネス本。就活生や新入社員にとってビジネス基礎を学ぶためには、よくまとまっていてよいかもしれないが、書かれていることは割と定番な内容。本書の強みになりそうな、「できる社員」へのインタビューにもっと紙面を割いて面白い記事にできれば差別化できたかも。

  • 仕事ができる社員つまり「いる社員」とはどんな社員なのか。著者は、学位や知識ではなく、「スキル」と「スタンス」、「合理力」と「情理力」が重要である、と結論づける。
    本書は、そのような「いる社員」になるにはどうすればよいかということを書いた本です。

    本書では「いる社員」の特徴として1〜3章にわたり15項目を挙げています。つまり、そのような項目を満たす社員になれば、会社にとって「いる社員」になれるのだそうです。

    この15項目については、具体的には、
    ・覚悟を決めて仕事に向き合う
    ・過去を把握して、これからの目標設定ができている
    ・モチベーションコントロールができる
    ・自分のコミュニケーション特性、思考・行動パターンを把握している
    ・バランス感を持っている
    ・自分の価値を上げている
    ・自分を信頼する
    などである。

    たしかにこれをすべて実践できれば優秀な社員になれるだろうし、少しづつでも実践できれば仕事ができるようになるだろう。

    個人的に取り組みたいと思ったことは、とりあえずは
    ・3ヶ月毎に目標設定をする
    ・職務経歴書を書いてみることでキャリアの棚卸しをする
    ・相手を「観察」「傾聴」「承認」しする
    の3点でしょうか。

    簡単に××力を使うとか、理想論が多すぎて無理筋的な感じがしないでもないが、心構えとして目標にするのはいい着眼点を得ることができるのではないだろうか。

  • 若い人にお勧めしたい一冊

  • 自分自身を知り、環境に対して前向きに取り組めるようにコントロールする力が、「いる社員」の根本的に必要なのかなと思いました。

  • この手の本は「できる社員」「できない社員」でくくられることが多いなか、採用サイドから「いる」「いらない」というくくりで書かれている。さほど目新しい内容でなくても書き方を変えると伝わり方が変わってくる、ということを示す好例とも言えます。最後に出てくる「いる社員」の事例は秀逸。

  • いきなり「いる社員」の具体的な話から始まるので、どういう人を対象にしていて、著者の考える「いる社員」と「いらない社員」の定義は何かというのがわからない。内容に難しいところがないので社会人経験の浅い人向けではないか。
    人を惹きつける話をするための「STAGEの法則」(Situation→Trouble→Action→Goal→Epilogue)で、ストーリーがもたらす価値や意義に該当する最後のEpilogueが重要というのは頭に置いておきたい。

  • 仕事を選ぶ基準ともなる。

    2年ぶりに読み返したら受ける印象が違っていた。

    鉄鎚か、釘か、板か、設計書なのか、ロープなのか。墨なのか。
    会社にはいろんなものがあるので、いろんなものがほしいはずだ。

    会社がほしいものは決まっていない。
    だから具体的にこの人っていうのがない。
    最近こう思う。

    で、著書いわく
    自分で生きている人がほしい。
    めんどくさい人がいらない。

    自発的で、目標があって、勝手に進んでいくけど
    仲間を大切にできる人。いろいろな分野を把握できて、
    全体を見ながら進めることができる。
    失敗経験も成功経験もとても大切。

    やはり他書にも同じことが書いてある。
    人生の目標バーとか、ゴール思考とか、
    意識してできるようにはならないと思う。
    それができる奴っていうのはとても重要だけど、

    せっかくいる社員をとっても、
    いらない社員にとっては、いるいらない抜きに
    嫌いなやつ。になるから、本当はいいものなにに、
    残念だ。


    曰く、いる社員とはくうきよめない。
    ということらしい。
    旧式大手でやっていけない人のようだ。

    くうきよめないんじゃなくて、よまないんだよね。
    平々凡々を目指す空気を読んでいてはいらない社員になる。
    そう書かれていることにする。

  • ◆著者が実体験のなかで得た、「いる社員」「いらない社員」の傾向を語っている。「いる社員」は、MBAなどの「学位」や、語学力などの「知識」だけでなく、「スキル」と「スタンス」、「合理力」と「情理力」が重要。若手社員にお勧めの本。

    ◇自分の仕事の意義を考えること。その仕事がもたらす価値について考えてみること

    ◇ゴールピープル(目の前のことよりも、最終的なゴールや目標を明確にし、そこから逆算し今の行動を明確にする人)かリバーピープル(まずは目の前の川を渡るために、とにかく一所懸命取り組む人)であれ

    ◇モチベーションの「高い人」と「低い人」の違いは「思考の違い」で、思考を変えるには「行動を変えてみる」のがひとつの方法

    ◇変えられるものと変えられないものを分け、変えられるものにエネルギーを注ぐ

    ◇コミュニケーションは技術。伝えたいテーマを一つ決め、その上で「感情」「事実」を含めて語ると上手くいく

    ◇ある程度の不確定要素の中で仕事を進めながら、同時並行で不確定をクリアにしていく力が求められる

    ◇大切なのは、起こったことを「自分のせい」とか「○○のせい」と責めることではなく、物事に最後まで向き合い続けるという姿勢

    ◇?常に考える?約束する?自分を信じる?行動する?責任感を持つ

  • 読始:2011.2.13
    読了:2011.2.14


    単なる指南書として教えが欠かれているだけでなく、実際の人物のインタビューも載っておりよい
    個人名や企業名肌されていない例をあげれば、以下のワードに当たるような具体例も紹介されており、それらがどんなことをいっているのか がわかりやすい。
    表面的な行動ではなくその裏にある“動機”がしっかり見えて学べる

    以下の項目にいくつあてはまるか?など読みながら自身も参加しつつ、自分の性格の傾向がどんなかんじなのかも参考になりよい。



    この本にはこんなことが書いてある(以下裏表紙より引用)
    話し方・聞く力・伝え方・時間の使い方・マナー・人間関係の作り方・企画力・記憶力・質問力・プレゼン力・段取力・論理力・営業力・仮説力・発想力・集中力・整理力・人を動かす力・人間力・鈍感力

  • ◆著者が実体験のなかで得た、「いる社員」「いらない社員」の傾向を語っている。「いる社員」は、MBAなどの「学位」や、語学力などの「知識」だけでなく、「スキル」と「スタンス」、「合理力」と「情理力」が重要。若手社員にお勧めの本。

    ◇自分の仕事の意義を考えること。その仕事がもたらす価値について考えてみること

    ◇ゴールピープル(目の前のことよりも、最終的なゴールや目標を明確にし、そこから逆算し今の行動を明確にする人)かリバーピープル(まずは目の前の川を渡るために、とにかく一所懸命取り組む人)であれ

    ◇モチベーションの「高い人」と「低い人」の違いは「思考の違い」で、思考を変えるには「行動を変えてみる」のがひとつの方法

    ◇変えられるものと変えられないものを分け、変えられるものにエネルギーを注ぐ

    ◇コミュニケーションは技術。伝えたいテーマを一つ決め、その上で「感情」「事実」を含めて語ると上手くいく

    ◇ある程度の不確定要素の中で仕事を進めながら、同時並行で不確定をクリアにしていく力が求められる

    ◇大切なのは、起こったことを「自分のせい」とか「○○のせい」と責めることではなく、物事に最後まで向き合い続けるという姿勢

    ◇?常に考える?約束する?自分を信じる?行動する?責任感を持つ

  • ここ数年非常に人気のある会社リンクアンドモチベーションの代<br>
    表 小笹芳央の書いた本.本の全体印象として,雑な感じが残る.<br>
    旬な人に往々にしてある話だから,仕方ないかもしれないがもっ<br>
    と内容をつめて書いて欲しい気がする.<br>
    一つ実践しようと思ったのが,目標・抱負を4半期決算にする,<br>
    という項目かなぁ.<br>
    2008.08.07(Thu)読了

  • とりあえず分かりやすい。
    さらっと読める。
    実はこの社長さんの会社の説明会は行ったことあるんだけど、
    何か宗教くさい(怪しいという意味ではなく、胡散臭いという意味で。精神論を掲げすぎな気がした。)
    臭いがしたので正直あんまり好きではない。だけどまぁ書いてあることはごもっともだし、
    綺麗ゴトを言っているだけなわけじゃないのは分かった。
    あと、各章にまとめっぽいがあって分かりやすいっちゃ分かりやすいんだけど、
    「いる社員」と「いらない社員」が対になって説明されて、両者が互いの正反対のことを述べてあっただけなので、
    どっちか片方だけ書けばいいんじゃない?って思った。
    あと、「まとめ」なのにあんまりうまくまとまっていない(本文中で気になった箇所が抜けている)とは思いました。

  • あたりまえ

  • 読みやすく、分かりやすい内容。“いる社員”には、脳のシワだけでなく「心のシワ」も必要という点に共感しました。

  • 自分自身が仕事を楽しめるか、そして部下が仕事を楽しめるようにできるかが、
    ポイントかなと。2007/10/08

  • 時々こういう系の本に目を通します。 参考程度に今の仕事人としての自分を振り返る材料(参考)にしております。 定年までは「いる社員」としてやり抜きたいと!思う昨今。
    <9>

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著者プロフィール

1961年生 大阪府出身。早稲田大学政治経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。組織人事コンサルティング室長、ワークス研究所主幹研究員などを経て、2000年株式会社リンクアンドモチベーション設立、同社代表取締役社長就任。2013年代表取締役会長就任。

「2019年 『モチベーション・ドリブン 働き方改革で組織が壊れる前に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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