神曲奏界ポリフォニカ ビギニング・クリムゾン 神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンシリーズ5 (GA文庫 さ 1-6)
- SBクリエイティブ (2007年5月12日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797340617
作品紹介・あらすじ
月の輝く夜、孤児院の屋根で二人は出会った。比類無き強き精霊-コーティカルテ・アパ・ラグランジェスと孤独な少年-フォロン。「お前を私だけのものにしたい。お前の描き出す魂の形を私だけのものに。-ダメか?」精霊が口にしたのは契約の言葉。絆を結ぶための神聖な儀式。だが、それは少年にとって一夜の夢のようなできごとだった。そして時は流れ、あるできごとをきっかけに絆が再び動き出す。コーティとフォロンの出会いを描いたクリムゾンシリーズ『はじまりの物語』が、GA文庫についに登場。巻末には貴重なラフ設定集を収録。
感想・レビュー・書評
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彼と彼女がいかにして出会ったのか。
そしてあの双子は…?
小さい頃に出会って、夢を追いかけ彼女の事は
すっかり忘れ…とかいう状態かと思ったら、な落ち。
入学している人と、これから入学する人。
双子の出会いも完了し、何が起こったか分かりましたが
金髪の方、無邪気すぎます。
見ている分にはいいですが、巻き込まれたら
たまったものではない性格。
どっちが主人公? と思ってしまう話でしたが
案外きっちり話をしたのは、どちらも一緒だったとは。
てっきり、もう少しぐらい彼女が先かと思ってました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ストーリーはフォロンとコーティカルテの出会いを描いた本当の最初の物語。これまでのシリーズでは既にフォロン達は就職しているので学生時代を描いている小説はこれが初めて。が、実際のところ社会人時代とそれほど人間関係が変わっていないので目新しさは無いかも。
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シリーズ第5弾。本編ストーリーは一回お休み。巻末にはラフ設定集が収録されています。
プロローグは、孤児院にいたフォロンのもとにコーティカルテがやってきて、契約を交わす話。その後、トルバス神曲学院に入学したものの、精霊を呼び出すことができずに苦しんでいるフォロンと、学院の見学に訪れたユギリ姉妹との出会いが描かれています。
元気のいいペルセルテが物語を引っ張ってくれているおかげで、楽しんで読むことができました。 -
精霊は人間とは違う。といわれてもコーティをはじめみんな可愛い。と思いきや「強っ笑」ってなったりします。まぁ女王様がカッコイイね。フォロンがうらやましいです!
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もともと刊行される予定がなかったけど、小説版から入る人が意外と多かったから出たのかな?始まりがわかってすっきり。ただ学生の間の話が知りたくなるからいい構成なのかも。
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短ぇ。あとがきで著者自身も書いてたけど、かなり短いね。重要そうな話なのに妙にあっさりしてるし。つーか、サブタイトルの割に、これじゃ双子姉妹の話じゃん。
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キネティックノベルにて発表された内容を、活字に落とすと・・・
結構な分量になることがわかる1冊です。
実際は加筆・修正されているので原作通りではありませんが、現在刊行中のの社会人編とも言うべき前の、学園生活を送るフォロンたちの姿が見れます。
ポリフォニカ全ての原点ともいえる1冊ですので、お手にとって見ませんか? -
第5巻。ただし内容はエピソード0。よく判らんですがキネティック・ノベルとして公開されていたものを加筆修正したそうです。内容的にはフォロンとコーティカルテの出会いの秘密が……解りません(苦笑)。肝心の辺りがすっ飛ばされてるので。