みんなが知りたい旅客機の疑問50 アナウンスで聞くドアモードとはなにか?フラップの仕組みはどうなっているのか? (サイエンス・アイ新書 35)
- ソフトバンククリエイティブ (2007年9月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797342680
作品紹介・あらすじ
空港に着くまでに、好奇心のアンテナがピンと立ってしまうあなた。アナウンスで聞いた、「ドアモードってなんだろう?」と疑問がうかんでも、空の上では誰も答えてくれず、結局、疑問は疑問のまま。空の旅が好きであればあるほど、疑問はたまっていくでしょう。そこで本書は航空機に乗って気になる50の疑問を集め、科学的視点で答えます。
感想・レビュー・書評
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旅客機初心者に乗る前の予習、降りてからの復習に。
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結構飛行機には乗るので、飛行機うんちくは面白い。
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港Lib
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旅客機のあれこれについてのコラム集であり、機内や空港で時間を持て余している人や、飛行機について基本的知識を身につけたい人の入門編に最適な一冊。機体・飛行・キャビン・コクピット・空港及び整備と、飛行機の基本知識や豆知識について各方面から解説してくれる。
以下、印象に残った内容を列挙する。
・フラップやスポイラーなどの、飛行中の主翼の稼働の意味
・富士山上空は乱気流が渦巻く危険地帯
・機内は常に3度ほど前方に傾いている
・機内食を入れるカートには保温機能がある
・飛行機は自力でバックできない
・空港管制官試験の合格率は約1%
中でも印象が強かったのは、やはり最初の、スプーンを使った飛行機が飛ぶ原理の説明。今まで深く考えたことのなかった揚力について直感的に理解することができ、目からウロコだった。
本書を読んだ次のフライトで、友人に本書で得た知識を得意気に披露したのは言うまでもない。いい揚力だった。 -
飛行機の主翼の先っぽの小さな翼は何のため?
夏休みで飛行機を利用する機会もあると思いますが、意外に知らないことだらけ。子どもに質問されて困ることも・・・。「旅客機にもカミナリは落ちるの?」「出発時刻はどの時点?」「なぜ乗り降りは左側のドアからだけ?」などなど、気になりますよね。この本読むとよくわかります。子どもに聞かれるまえに読んどけばよかった・・・。 -
飛行機の裏側を知りたく購入。<br />産業ピラミッドの頂点だけあって、いろいろと考えられている。<br />次に乗った時はここで仕入れた知識を踏まえて現物を見るのも面白そうだ。
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[ 内容 ]
空港に着くまでに、好奇心のアンテナがピンと立ってしまうあなた。
アナウンスで聞いた、「ドアモードってなんだろう?」と疑問がうかんでも、空の上では誰も答えてくれず、結局、疑問は疑問のまま。
空の旅が好きであればあるほど、疑問はたまっていくでしょう。
そこで本書は航空機に乗って気になる50の疑問を集め、科学的視点で答えます。
[ 目次 ]
第1章 機体の疑問(あの大きな旅客機がなぜ飛ぶの?;旅客機も羽をはばたく? ほか)
第2章 飛行の疑問(旅客機は最高速度を出しちゃダメ?;目的地までわざと遠回りするのは、なぜ? ほか)
第3章 キャビンの疑問(上昇中に耳が痛くなるワケは?;旅客機のトイレはどうなってるの? ほか)
第4章 コクピットの疑問(エンジンはどう始動させる?;離陸するときの速度は? ほか)
第5章 空港と整備の疑問(旅客機を押していくあのパワフルな車は?;旅客機に向かって棒を振っているのは誰? ほか)
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
オールフルカラーで,見やすく,親しみのある文章で書かれているので非常に好感が持てる。
素朴な疑問の数々を分かりやすく,平易な文章で書いている点も評価できる。
あとは,悩ましい日本の航空情勢について,独自の視点から見たことを書いてくれていれば…ということで☆1つ減点。 -
今日のグアムからのフライトは最悪だった。
CAが酷い。入国書類間違えるなんて有り得ないし、機内を走るな。 -
素朴な疑問に答える50。飛行機ファンにはちょっと物足りない印象も。続編に「もっと知りたい旅客機の疑問50」も。