タテジマ飼育のネコはヨコジマが見えない (サイエンス・アイ新書)

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著者 : 高木雅行
  • SBクリエイティブ (2008年2月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797343373

タテジマ飼育のネコはヨコジマが見えない (サイエンス・アイ新書)の感想・レビュー・書評

  • 「心」とは「感覚の世界」のことを指します。感覚の世界は、外界そのものを映し出しているわけではなく、外の風景の中の重要な部分を選び出し、色付けし、BGMを流し、味付けし、においをつけて豊かに表現したものを映し出しているのです。外界には色や音などは「ない」のです。

    「そして結論として、約70パーセントの人に不快感を与える臭いを『クサイ』と表すことにしたのです。これが厚生省の設置した悪臭公害対策委員会(1969年発足)が結論づけた『クサイ』の定義です。」
    「卵子が精子の進入を許せばそれらは同種であるといい、同種であれば卵子は精子を受け入れるのです。」
    「栄養満点の卵を産むためには養分の多い食餌をしなければならないのが、メスの仕事です。ホタルの半数の種は肉食性で、産卵前の栄養補給に他種のホタルのオスを食べるケースがあります。ホタル以外の虫を探して追いかけ、襲って捕獲するのは骨がおれます。が、他種のホタルのオスにニセ応答信号を送って気を惹けば、向こうからエサが飛んでくるのですから、効率のよい狩りができるわけです。」
    「仏教はおシャカさまの自然観察(諸行無常=万物流転)と空観が根本であり、キリスト教はイエス様の十字架上の許しが基盤だとすると、神様の話はでてきません。宗教は超自然的存在、巨大で聖なるもの、つまり神。これの存在を信じ、これを崇めるのがその必要条件のようですが、だとすると、おシャカさまの空観心理学とイエス様の十字架上の赦しは、『宗教』の話ではないのです。」

  • あるのに見えない,ないのに見える 感覚と心の不思議~冷蔵庫の中のバターを男は見つけられないのは視野を狭くして集中し食料を得るためで,女がすぐ見つけられるのは視野を広くして危険を一瞬でも早く見つけるためだ。赤のスペードはスペードとして認識しないのはスクリーニングアウトという現象で,これをしないとモノを早く見つけられない。ない腕が痛む原因は頭の中にあり,ないはずの腕をある腕の鏡像として見せたところ痛みはなくなる。そもそもお釈迦様は2500年以上前に色即是空と云っている。ある一定の長波電波を私達の脳が赤いと感じるだけ,人の味覚は砂糖を甘く感じるが,猫は感じない。臭いは難しく,殺菌能力のあるバラの花香分子(ゲランオール)を良い匂いだと思う。ヒメコンドルが腐臭に寄るのは,腐肉中毒物質への免疫が高くして競争相手を減らして生き延びる手である。人も自分が持っていない免疫力を異性に求めるらしい。サイエンスとアートは肥大成長して美味しい【果肉】となり,哲学・神学はリンゴの【芯】のように不味くて誰も食べないものになってしまった。感覚の大きな役割は,同種異性を見つけることで,視覚も聴覚も嗅覚も(味覚も)同様。人の場合は視覚の比重が高い。最後の神感覚だが,外部刺激を感じる脳の部位の活動を抑え,左側頭葉に刺激を加えると神のメッセージが届くのかも知れない。それも科学で説明できる日は近い。《感覚の世界(心)に美しい快感を! 特に,男女の交わりと子供(新バージョンのDNA=遺伝子=GENE)を産み育てるよろこびで心を満たしましょう。子供のない人は,後輩にミーム(MEME=文化遺伝子=生き方の知恵)を伝えて幸せになりましょう。いろいろとうまく行かない時には「空」で乗りきるのです。「空や海を見て,必死に人を赦して,おおらかに。」》~1934年生まれと云うから80歳。なかなか面白い人だ。自己啓発セミナーを開いたら,結構儲かるのではなかろうか。上品さが匂わないのは,筆者が大坂人のせいだ…そうで

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