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みんなの感想・レビュー・書評
「ケータイ小説」は一過性のものであったのか。残念ながら、2011年の「紀伊國屋書店」年間ベストセラー(総合30位まで)に「ケータイ小説」は入っていない。もっとも、このランキング自体、大川某氏が1位を獲得しており、必ずしも世相を反映しているとは言えないが。 この本を読んで思ったのは、「ケータイ小説」を一過性たらしめたものは何だったのかということ。たしかに、一時の隆盛から見れば「ケータイ小... 続きを読む »
前半はなかなかニュートラルな立場での取材。
ケータイ小説についてよくわかる価値のある資料。
後半は大袈裟というか外連味というか持ち味というか、作者らしい論の展開。
大きな物語の下りはリオタールというよりは動物化するポストモダンのまんまではあるが、超人に対する考え方や、文学の定義なんかはなかなかおもしろい。ま、元ネタ読んでないだけなのかもしらんが。
ケータイ小説についての評論を読んでみた(その1)。
著者がライトノベル系の作家の方でもあるので、リアル系ケータイ小説の話から、「物語」の効能とか意義みたいなところまで言及されており、非常に興味ぶかく読んだ。
物語を書くということは、つまり、ニヒリズムとの戦いなのかもしれない。
読者の「そんなワケあるワケないやん!」っていうツッコミを説得出来なければ、“スイーツ(笑)”の一言で片づけられてしまうワケだ。
ケータイ小説で戦略的に、ニヒリズムから脱却するような物語が書けたら面白いだろうな。
なるほど、といった感じ。だからきっとケータイ小説って日本固有の文化なんだろうな、と思いました。そしてケータイ小説自体は、自分はきっと一生読めない。
残りわずかまで読んで放置してたのを年明けを機にようやく片付けた。この本の出版からたった3年で「いまどきケータイ小説でもねえだろ」って世の中になっちゃったけど、よくまとまってる。
今更読んだ。
面白かった…
で終わらせても良いんだが、適当に時流に乗った本だと思っていたけど、ものすごいちゃんとした論考になっていて3時間も使わずに一気読み。
特に激しく納得したのはいい大人達(特にPCネット住人)がケータイ小説に怒っているのは、自分たちの文脈で読み解けないからであってケータイ小説を読むためのリテラシーがないからだという点。これまでインターネットを読み解くリテラシーを!とか叫んでる人も多かったのに自分が読み解けないと怒るとはなんという身勝手!
ただ、最後の方の自分語りはちょっと余計だったかなと。
まぁ、そんなことはおいといても非常に面白いのでオススメ。
私自身がケータイ小説を全く読んだことがなかったため、そういえば流行っているらしいけれどどうしてそんなに売れるのだろう、と気になって読んでみることにした。そもそも私はケータイ小説がどういうものなのかあまりよく知らない、というよりも読んだことがなかったので、どういう経緯でケータイ小説が生まれたのかも書いてあってわかりやすかった。著者の意見も読みやすくてよく理解できた。実際にケータイ小説を読んだわけではないので間違っているかもしれないが、おそらく読者と同じもしくは近い視点で書かれているから売れるのだろうと思う。ケータイ小説がどういうものなのかなんとなくわかったような気がする。
友達がいまケータイ小説についての卒論を書いていて、興味を持ったので本を新書を何冊か紹介していただいて読んでみました。 流し読みだったのであまり内容覚えていませんが、何冊かケータイ小説に関する新書と実際にケータイ小説を読んだ感想を三つほどメモします。 ケータイ小説の七つの大罪(だっけ?)はちょっと煽り過ぎな気もしますが、的を得ていると思いました。特に、田舎で育った私は、地方の中学生高校生はレイ... 続きを読む »
視点がおもしろいと思ったら、電波男の人だったか、なるほど。
ケータイ小説が地方と東京の環境の差を如実に反映しているというところは面白かった。
また、ケータイ小説がインタラクティブなものだというのも勉強になった。
今話題のケータイ小説、一応流行というので有名どころの『恋空』を紐解き、 10分で挫折した自分と世間の溝に興味を持ち、選んだ一冊。 ケータイ小説が売れる理由を一つずつ論理立てて説明していく。 要するに供給の不足している需要(年若い女性が読み他がるような小説)を 埋めるのがケータイ小説であり、元来の小説は古典(但し安定してる)と言う考え方。 筆者はケータイ小説が好きではなく、批判的な... 続きを読む »
著者の説が全部正しいかどうかはわからないけど、たいへん面白うございました。パソコンとケータイ、このデバイスの違いが嗜好の違いを生むという話や、真実の愛による救済を信じる者は幸福だとか、いろいろ考えさせられました。
タイトルまんまの疑問を持っていたので、読んでみた。
「著者の偏見が強く出ている」との意見が多いようだが気にならなかったのは、自分も同じ偏見を持っているからだろう。
全くケータイ小説に興味のない人間が「ケータイ小説って何ぞや?」と知るのには適した本だと思う。
現時点で、ケータイ小説に対して論評した場合、比較的中立というのはこういう感じになるのだろうと思います。また一年後、二年後くらいに、著者によってケータイ小説論を書いてもらったらどんな風になるのか、そういう興味も持ちました。

[ 内容 ]
『恋空』『Deep Love』『赤い糸』…次々とベストセラーを生み出し、メディアミックスを展開するケータイ小説。
売春、レイプ、妊娠、薬物、不治の病、自殺、そして真実の愛と過激な要素...





