数学ガール/フェルマーの最終定理 (数学ガールシリーズ 2)

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著者 : 結城浩
  • SBクリエイティブ (2008年7月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797345261

数学ガール/フェルマーの最終定理 (数学ガールシリーズ 2)の感想・レビュー・書評

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  • 数学は難しい。苦手。
    そう確信したのは、高校生の時だった。履修したものの中で数?は何とか通り越したけど、基礎解析はメタメタ、代数幾何はまだマシ、確率統計は、眺めていた、というような状況で、授業中、何していたんだ、という現在からの突っ込みは、「目を開けて寝ていたんだよ」としか言いようがない。
    いろいろな授業名で数学は勉強したが、一つひとつはひどくばらばらで、「一緒なら、数学の時間は少なくてすむのに」と思ったりしたのはともかく、とにかく学問として独立してしまっていたように思う。

    この「数学ガール」、ピタゴラス数から始まりオイラーの公式を経てフェルマーの最終定理へと向かう。小説とはあまり思わない方がいい。数式がいっぱい。
    実際の数学としては、テトラちゃんの言うように数学の洪水に流されてしまったというのが本当のところ。でも、それなりに成果はあったと思うので、それをつらつらと。

    素数
    着ている服をすべて脱がせ、その人らしさだけにしてしまったのが素数。服や化粧やアクセサリーではごまかせない。それらが絡み合って世界を作っていく。ああ、だから元素と近いんだ。

    砕けない素数
    素数を4で割ってあまりが3になる。虚数の世界でも砕けない素数。わたしの生年月日は計算してみると、砕けなかった。

    式や公式
    今まで式や公式は、当てはめられるかくらいしか考えたことがなかったように思うけれど、言うなれば、これらは体の関節部分で、その働き方を知っていれば、それを元に、ロボットなど、別のものを作り出すことができる。可能性。原料。

    代数と幾何との出会い
    何となく別物だったはずの二つが邂逅した。その先は、まだ分からないけれど。

    自分が寝ていたせいかは分からないけれど、たくさん出てきた知らない言葉は、メモメモ。

    余談だけれど、登場人物の名前、テトラちゃんは4、ユーリは有理数、エイエイはaaかな。ミルカさんは分からないけど、ここまで来たら、主人公の名前はソースケ(素数)に違いない! ここはソースケのハーレムだ! という話。

    間違いがあれば、求む、訂正!

    ※某サイトより転載

  • この本はフェルマーの最終定理をサブタイトルに持ってきていますが、フェルマーの最終定理を完全に解説する本ではありません。でも、そこに至る道のりが、程よい難易度で提示されています。本格的にフェルマーの最終定理を勉強したい人は、この本でウォーミングアップして、より専門的な本に挑めばいいと思います。群とか環とか体とかは、数学の教科書では、冒頭でいきなり出現するものだから、どうもいままでしっくりとなじめない感じがありました。この本では、そういった概念がなんで必要なのか、あったほうがいいのか、ということを登場人物たちと一緒に追って行けるところがとてもいいですね。流石、結城浩氏です。5点。

  • 「私はこの本に驚くべき感想を持ったが、それを書き記すにはこのレビュー欄は狭すぎる。」とでも言えば良いのか。まぁいつも通り、ミルカさん、テトラちゃん、ユーリちゃんというラノベ的女性配置とともに、フェルマーの最終定理の証明が段階ごとに示されている。今日も私はミルカ様推し。

  • なかなか頭の方は数学についていけないが、ここまで数学の奥深さを教えてくれる本はあまりないと思う。

  • 数学の内容それ自体は正直ついていけなかったが、
    数学の不思議とか神秘とか美しさは伝わりました。
    そういうふうに数学を語っている登場人物たちが素敵です。

    じゃっかん萌え?っぽいところもありました。
    でも、”僕”みたいな男の子大好きです。笑

  • フェルマーの最終定理の概要の理解を目標に、整数問題を取り扱っている。前作からの登場人物に加え、主人公の従姉妹・ユーリが加わりよりユーモラスな物語となり全体的に読みやすかった。
    フェルマーの最終定理は概要だけでも理解するのが大変だが、そこに至るまでの数々の布石とも呼べる定理の証明はとても楽しい。
    主人公の次々に数式を定義するパワーのある解法。テトラの拙いながらも時折見せる鋭い思考の飛躍。ミルカの効率的でシンプルな証明。
    数学をもっとよく勉強してばよかったと思わせられる。

  • 全部理解しようとすると骨が折れる

    整数問題や素数の取り扱いなど、とっつきやすい(ように見える)内容となっている。小説?としては普通。数学好きな方にはおすすめ。

  • やっぱり数学は楽しいな~♪読むだけでも面白いけれど、特に証明問題は紙に書きながらが最高!(^o^)自分は一人で黙々と問題を解くタイプだけれど、仲間がいるのも楽しそうだな(*´-`)

  • 鳩の巣原理
    n個の鳩の巣にn+1羽の鳩が入ったら、少なくとも一個の巣には、二羽以上の鳩がいる。ただし、nは自然数とする。

  • やっぱりミルカ派である。

    数論導入としても良い教材。思考過程がしっかり描かれているので、数学でどう遊ぶかという遊び方を学べる。

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