- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797346893
感想・レビュー・書評
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前半、あいかわらずのヒーローの煮え切らない態度にイライラさせられるものの、後半はそんなこともなく最後まで楽しく読めた。
ラグノールのエピソードは予想通りだったが、グヴィネスはなんだか可哀相だった。
ヒロインの母の扱いの酷さが気になっていたので、ラストはほっとした。やはり彼女にもレディとして返り咲いて欲しかったので。
……ところでフリンはちょっとそれっぽい描写もあったことだし、スゥエインと良い感じでいいのかな? -
The wolf and the dove
エイスリンはいつしかウルフガーの孤独の影にひかれていった。
かれの寵愛もまた、たんなる捉われの愛人としてだけではないように、感じられてならなかった。
そう思えば思うほど、エイスリンは胎内に宿った新しい生命が、あの狡猾な男、ラグナーの子どもではなく、あいする人ウルフガーのものであってほしいと苦しむのだった。 -
図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
自分を囚われの愛人にしている男なのに、エイスリンはいつしかウルフガーに惹かれ、その抱擁を焦がれるようになる。一方、ウルフガーもまた、ただの奴隷だと思っていたエイスリンへの思慕にとらわれていく。エイスリンはその身に新しい命を宿し、愛するウルフガーの子であってほしいと願う。だが憎悪すべきラグノールの子なのか…?数奇な運命に翻弄されながらも、クライマックスへ。
エイスリンとウルフガーの関係だけれはなく、メイダやグウィネスなどみんなの疑問も解けてみんなハッピーエンド。そうそうロマンス小説は功でなくてはいけません。ハッピーエンドはお約束。
ウルフガーの葛藤もわからないではないけれど、エイスリンの潔さがやっぱり際立つ作品でした。
Wolf and the Dove by Kathleen E. Woodiwiss -
2009年8月30日読了。
後半ちょっとだれた。
結婚にこだわるヒロインとそれを拒み継ぐけるヒーローって展開が長すぎ・・・。
最後は悪役以外全員ハッピーエンドだったのもちょっとやりすぎ・・・大体ヒロインのお母さんが突然正気に戻るのも変・・・。