- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797348507
作品紹介・あらすじ
学園最強少女にしてライトノベル作家の流鏑馬剣は、あせっていた。学園一かわいい女の子・市古ゆうなが偶然にも始めた夏休みのアルバイトをきっかけに、剣の仮の(?)恋人である与八雲と急接近していたからだ。その影響で、剣は創作に行き詰まり、担当編集・与心夏を困らせていた。一計を案じた心夏は、剣と自身の従弟でもある八雲、そして絵師・ぽんぽん先生を夏の合宿へと誘い出す。三角関係を体感させることで、剣に刺激を与えようとしたのだ。こうして、夏の海での合宿がスタート。だが、水着での騒動や、次々と海の生物が出現したりと、予想外の展開に!果たしてスランプ脱却なるか、そして三人の関係は-。
感想・レビュー・書評
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お約束的三角関係エピソード。
ま、一方的な思いこみがあるって事と、仕組まれた環境って事が、他とはちょっと違いますけどね。
主人公のツンデレっぷりは相変わらずで、パワー全開って感じです。
オチのちょっとした黒っぽさがまた良いですな。(^^
次こそお父さんネタ?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
八雲の母・与(あたえ)まるみが経営するカレー屋「あたえや」に、市古(いちご)ゆうなが夏休み限定のアルバイトとしてやってきます。急速に接近する八雲とゆうなに、剣はやきもきしてしまいます。そんな彼女の様子を見た心夏は、八雲と剣、ゆうな(オマケで妹のこゆりも)を海水浴に連れ出し、三角関係を体験させることで、剣に小説を書くきっかけをつかませようと計画します。
無人島で剣とゆうなが言い争いになり、姫宮美桜のサイン会をきっかけに仲直りすることになるのですが、いちおう剣の中でゆうなの存在に決着がつけばいいわけなので、最後のくだりはなくもがなの感があります。かえって、最後の方でパタパタと場面がせわしなく切り替わっているような印象を受けてしまいました。
あと、1巻で早くも剣のクール・キャラが崩壊してしまったために、終始八雲とゆうなのラブラブぶりにやきもきしているだけになってしまったのがちょっと残念です。 -
やや半端な感が否めない二巻。一巻でもキーキャラを演じていた市古と八雲の二人の仲に、剣がやきもきする勘違い系のラブコメである。
ラブコメとしては間違っていないのかもしれないが、一巻で切実な恋愛を描いたのを思うと、全編を通じてギャグで通した構成にはびっくりさせられた。
八雲と剣の二者関係にまったく変化が見られなかったのも痛い。物語の展開が関係に変化をもたらしてこそ、小説である。先の巻と同じ構成(取材目的の展開から、結果として物語を仕上げられる流れ)を取りながら、ここでの差異は小さくない。
あと、これは細かな指摘だが、初版では115ページで「天下の宝刀」と盛大な誤りをしている。
構成の面でも、ディテールの面でも気になるところが多い巻であった。星三つとする。 -
学園最強の美しい生物と新作のイメージ作りのために海に来ての話。本道ヒロインキャラのぽんぽん登場で三角関係の妄想大爆走。美しくて恥ずかしくて見れないなんてそんなの高校生じゃないぞ。じっくり見て殺されるべきだろう。
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9784797348507 242p 2008・6・5 初版2刷
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一巻からの流れをしっかり受け継いでよく出来ていたと思います。
一巻みたいに終盤に鬱になりそうになることもなく、レギュラーキャラをしっかりたたせる意味を持つ作品かなと思いました。
ぶっちゃけらしんばん中古で一、二巻を一緒に買った作品なので失敗しなくて良かったかなと。 -
いわゆる「萌え」の塊的なキャラが出てるので、1巻よりもストーリー<キャラに感じた。狙い過ぎ、と表現すればいいだろうか。
そのため、1巻より読む人を選ぶかもしれない。
ちなみに私は駄目だった(苦笑)ので、もう読まない。 -
まんだらけ 360円
一巻を手に入れる前に二巻を中古で購入…なぜ一巻がどこにもおいてない!?二巻かっちゃったから一巻かわんとだな、、、
というわけで読んでみた。
一巻目とノリは変わらず、正直二巻目はどうなのよ…ってでき。
今度は三角関係を書かされることになったヒロインが、自分とは全く違う、かわいくてドジな女の子が主人公に接近することに嫉妬し、ヒロインの被害妄想・暴走モードになって嫉妬神になるあたりが売り?なのかなーって感じなんだが、話全体がただ”書いてる”って感じで、どこを楽しみに読めばいいの?みたいな?ただ消化したってのが感想。
次の巻ではまた新キャラが出てくるらしいし、複線がいっぱい張ってあるから、どう消化してくかが気にはなるけど、多分次巻は買わないと思う、、