カラクリ荘の異人たち 2 ~お月さんいくつ、十三ななつ~ (GA文庫 し 3-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797349146

作品紹介・あらすじ

十五夜が近いある日、またも"裏の"賽河原町が夕焼けに染まってしまった。原因はもちろん、空栗荘の大家が眠ったまま起きてこないせいである。いささか迷惑な事象ではあるが、しばらく経てば終わることと住人達はみな楽観していた。しかし、丸一日以上経っても起きてはこなかったのだ。さすがに問題有りと、大家を起こすためあれこれ一計を案じる住人達だったが、彼はなぜか、いっこうに目覚める気配がない。そんな騒ぎの中、太一のクラスメイト采菜が「弟が薄売りに連れ去られた」と、なぜか大家を頼って空栗荘にやってきたのだが-。賽河原町奇談第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • 何かどこかで見たことがあるような話
    『夏目友人帳』とかもそうだけれど少女向けの和風ファンタジーといえばこんな感じの色合いであり
    中華風だとご存知あんな感じ
    構成も文章もより一工夫欲しい感じ

  • 06/06/2017 読了。

    図書館から。

  • ・夢色パティシェ~~ル十遠見さん
    ・古都子さんが柊さんにフラグとはたまげたなあ・・・
    ・ていうか柊さんバツ1・・・
    ・薄売りもだけど、あんま闇は深くなさそうなオカルトテイストなんだなカラクリ荘シリーズ

  • カラクリ荘2冊目。境界守の大家さんが眠ったまま起きなくて、みんながアタフタするという話なんだけど、主人公の心情が丁寧に描かれていて、やはり霜島ケイの本は面白いなぁと思った。読んでて疲れなくって、ちゃんと感動する場面もあるし、かなり好き。

  • 2作目。淡いイラストがぴったりな、優しい話。
    2013/05/01

  • 十遠見さんのエプロン姿が衝撃的だった。本開いて、突然のエプロン……真面目なのに思いっきりズレている十遠見さんが大好き。
    こんどは、柊二郎さんが眠りっぱなしで起きてこないという、事件?が発生。ずっと夕焼けだと、お月見ができなくて困る、というのがいかにも妖怪らしくて、微笑ましい。

  • 内容とか事件とかいう前に、一番の驚きは
    守銭奴の夢が…夢が!!
    それで扉絵があれですか、と納得いたしました。

    何だかもう、お人好し度が上がっているというか
    他の人の性格も非常に浮き彫りしまくっているというか。
    基本的には前回同様それほど…いや、前回の方がすごい?
    今回は『帰宅』する時が危険なだけで。

    しかし『後ろを振り向いてはいけない』は、振り返ると
    パニックを起こして帰れなくなるから、という意味だった、んですよね?
    昔話みたいに、振り返ったらもうそこで終了、というわけではなかったようで。
    …あれは、奥さん連れて帰れない、という落ちだから違いますか。

    で、地味に気になるのはクラスメイト。
    進展…この先ない様な気がするんですけど…?w

  • ○感想

    彼岸花好きにとってはこたえられない一冊。
    カニ道楽のカニの大きさを知っていてよかったなと思う一冊。
    薄売りがいたら、ついて行っちゃってたのかな、と思ってみる。たぶん、行かなかったろうな。

  • 相変わらずホノボノで可愛らしい感じ。

  • 1年越しの続きやそうで。
    ワタシはこないだ1を読んだところなので関係ありまへんが。
    相変わらずええ雰囲気です。
    おむすび食べたくなります

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著者プロフィール

大阪生まれ。『出てこい!ユーレイ三兄弟(ブラザーズ)』でデビュー。ファンタジーとホラーのジャンルで活躍。「封殺鬼」シリーズ 、「カラクリ荘の異人たち」シリーズ、「九十九字ふしぎ屋 商い中」シリーズ、「あやかし同心」シリーズほか、著書多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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