よみがえる脳 脳は環境の変化に対応し、何歳になっても、絶えず変わりつづける (サイエンス・アイ新書)

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著者 : 生田哲
  • SBクリエイティブ (2010年9月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797350074

よみがえる脳 脳は環境の変化に対応し、何歳になっても、絶えず変わりつづける (サイエンス・アイ新書)の感想・レビュー・書評

  • これは面白い。脳の最新の常識、脳とエクササイズ、うつ、メントレ等。読んでソンはありません。この本を読んで興味が出た人は「脳を鍛えるには運動しかない!」も読むのをおススメします。

  • この本はトピックをたててくれてあって興味のあるところを隙間時間に読みすすめていくことができるという読みやすい本です。
    アメリカで薬学を研究して帰国後は作家となった著者の本は最新の情報を私たちに紹介してくれる橋渡しとしておすすめと思います。
    ホームページも面白いです。
    http://www.brainnutri.com/about/profile.html
    こてっちゃん、本のプレゼントありがとうございました。

  • 「大人の脳も変わり続ける」
    神経細胞は生まれ続けるんだそう。
    これって、語学をやるのに朗報★
    「もう歳だから」って言い訳にしかならなくなる。

    エクササイズで脳が変えられる。
    じゃ、メタボ対策とかじゃなくても運動しなくちゃって思う。
    脳が体をコントロールするだけではなくて、体も脳を変えるのだ。

    実際に運動しなくても関心を向けて頭に思い浮かべるだけで、運動したときと同じだけ脳が変わる。

    脳の使い方を教わりました。

  • 目から鱗、な感じ。

    確かに運動すると鬱々した気分は
    消えていくと感じてはいた。

    運動してから勉強・仕事、
    そして日々のルティーンに
    瞑想も加えれば最強かも...!

  • 1つ1つのテーマの文章は短くまとめられて読みやすく、それでいてドラマ性があり、どんどん読まずにはいられなかった。大人になっても神経細胞は誕生しているという内容にも驚きと興味を書きたてられたし、実際それがつい最近の1990年代後半とはまたまた驚きだ。サイエンスに興味が生まれた。

  • 201108読了
    大人の脳は変わらない、というのが
    ついこの間といってもいい、1998年までの脳科学の常識だった。

    が、

    脳はいくつになっても変わる、神経再生はいくつになっても起きる、という希望のある話。

    脳と身体の関係も重要で、エクササイズにより脳は変化する。うつにも効くし、禁煙にも効く。想像するだけでも脳は変化するのでイメトレや瞑想によって人生は豊かになる。

    教養本っぽいテーマだが、脳が変化することが明らかになるまでのドラマなど読み物としても面白く、老若男女万人にオススメできる。

    以下引用
    ーーーーーーーーー
    □1998年以前の脳科学→大人の脳は変わらない

    ①脳は変わる
    ②体を動かすことで脳が変わる
    ③実際に運動しなくても脳は変わる

    ★脳は変わる
    ・子供と遊んだネズミは知能が高まった。環境富加。
    ・環境の何が要因か→エクササイズの有無(海馬の体積がアップ)
    <ヒトではどうか>
    ・エクササイズを0時限に実施したところ成績がUP。
    ・エクササイズにより海馬の血流がUP。
    ・まずエクササイズし、そのあと学習するのが効果的

    ★行動を変えれば脳が変わる。
    あなたの脳地図は、あなたの人生を表現したものである。

    ★エクササイズの効能
    ・活性酸素の発生を抑える。
    ・喫煙欲求を抑える。
    ・軽度認知障害の発生を抑える。
    ・アルツハイマーの予防。
    ・エクササイズはうつを予防する

    ★想像するだけで脳は変わる
    瞑想や認知療法で脳が変わる。
    ピアノを弾かず、弾く人をみて心の中で練習しても運動野に変化があった。

    瞑想、リラックス
    →集中を高める、痛みの軽減、脳への刺激

  • すごくエクササイズがしたくなった。

  • 「まずエクササイズ、つぎに勉強」「エクササイズでうつが治る」「行動を変えれば脳が変わる」。私にはこの3点。

  • 脳内では神経幹細胞が誕生しつづけ、神経細胞やグリア細胞などに発達する。神経細胞へと発達するのは、仕事をする神経細胞で、それ以外は死んでいく。神経細胞と神経細胞のつながりであるシナプスも、使われれば強まり、使われなければ死んでいく。(ヘッブの法則)
    神経細胞が生き残り、脳の回路となるには、軸索に信号が流れる必要がある。軸索に信号を流すには、脳に刺激を送ること、すなわち、学習や経験が必要である。

    まずエクササイズで神経細胞をたくさんつくり、つぎに勉強で神経細胞を回路に組み込む

    エクササイズの効用は、海馬への血流量が2倍に増えることで(1)神経細胞を成長させる、(2)活性酸素によるダメージから神経細胞を守る
    エクササイズの一例: 最大心拍数(220から自分の年齢を引いた数)の80-90%で走る
    (2)のためのエクササイズとしては、1日30分のウォーキングor1.6kmのジョギング

    私たちの毎日の行動によって、脳の特定の領域が広がったり、縮まったりしている。脳は、持ち主がよりひんぱんに使う領域に皮質(大脳皮質)の不動産を多く割り当て、あまり使用しない領域の不動産を減らすのである。
    脳と行動は双方向なのである。

    脳を変えられるかどうか、そのポイントは、ある事柄に関心を向け続けること、すなわち、心をある一点に集中させることである。
    集中するための訓練として瞑想がある。サマタ瞑想(心を落ち着かせる)、ヴィッパサナー瞑想(物事をありのままに観る)がある。

  • 実用性かどうかわからないんですが、すごく面白かった。(^_^)v

    <目次>
    第1章 よみがえる脳
     1.突如、眼科医を襲った脳卒中
     2.CI療法によって完全に職場復帰をはたす
     3.60歳の誕生日にピアノのリサイタルを開く
     4.落ち込んだ心を救ったエクササイズ
     5.うつと対決し勝利した勇者
     6.なかなか回復しないうつ
     7.薬を買うお金が底をついた
     8.ネガティブな感情と対決する
     9.脳が変わる!
     10.脳が変わり人生が変わる
     11.もともと科学者は保守的である

    第2章 脳科学の常識が変わった!
     1.脳を変える意志的な努力
     2.回路と伝達物質は心を決める要因
     3.脳は変わらないという常識の誕生
     4.カナリヤに魅せられた男
     5.毎春、新曲を発表するカナリヤ
     6.男性ホルモンの投与でメスが歌いだす
     7.トリ脳は環境によって変わる
     8.シャワーを浴びていたときの閃き
     9.当初、クレージー扱いされたノッテボーム
     10.トリ脳で神経新生が実証される
     11.神経新生の治療への応用
     12.認められなかった大発見
     13.たかがトリではないか!
     14.脳科学会の大ボスは神経新生を認めなかった
     15.大人では神経新生が起こらないというラキクの主張1
     16.大人では神経新生が起こらないというラキクの主張2
     17.突破口を開いた若手のポスドク
     18.じつは、神経新生は1965年に発見されていた!
     19.顕微鏡で神経新生が確認されていた!
     20.成体サルで神経新生が発見された
     21.旧世界ザルで神経新生が起こっている
     22.不安は神経新生を阻害する
     23.ポスドク時代に研究の虜に
     24.彼女を助けた夫のひと言
     25.わが道を行くユニークな科学者
     26.学会の大ボスとの熾烈な戦い
     27.神経新生の研究を10年遅らせたラキク
     28.成体動物でも神経細胞は絶えず誕生している
     29.アメリカにおける脳科学の中心地サンディエゴ
     30.アメリカでもっとも著名な科学者ゲイジ
     31.前頭葉の障害で性格が激変
     32.胎児細胞や幹細胞の移植による難病の治療
     33.ヒトを用いた実験は難しい
     34.「脳はありませんか。あれば私にください」
     35.神経新生に興味を抱くようになったエリクソン
     36.ついに、待望の海馬を入手!
     37.大人の脳で神経新生が起こっている!
     38.悲運の大科学者マイケル・キャプラン

    第3章 エクササイズで頭がよくなる
     1.頭がよくなる方法
     2.環境富加ネズミは頭がいい
     3.海馬の体積が15パーセントもアップ!
     4.エクササイズで子供の成績が格段にアップ!
     5.エクササイズで海馬の血流量が増える
     6.まずエクササイズ、つぎに勉強
     7.学習を促進する4つの成長因子
     8.脳を育てる奇跡の栄養素BDNF
     9.IGF1の4つの働き
     10.VEGFとFGF2
     11.エクササイズによってBDNFとその受容体が増える
     12.エクササイズが脳を活性酸素から守る
     13.脳を傷つけるタバコ
     14.禁煙を助けるエクササイズ
     15.エクササイズが脳の老化を防ぐ
     16.アルツハイマー病の予防にも

    第4章 エクササイズでうつが治る
     1.ジョギングでうつが治る
     2.気分が落ち込むうつ
     3.現代ニッポンの「国民病」となった「うつ」
     4.うつの原因は不明
     5.エクササイズは「つながり」をつくる
     6.モノアミン不足でうつになる
     7.結核や高血圧の患者の気分が変わった!
     8.モノアミン理論の誕生
     9.「ランナーズハイ」はエンドルフィンの効果なのか?
     10.ついに証明された「ランナーズハイ」
     11.エンドルフィンのすごい効果
     12.エクササイズはうつを予防する
     13.深刻な副作用をともなう抗うつ薬
     14.ストレスを軽くするエクササイズ
     15.エクササイズは深刻なうつさえも改善する
     16.エクササイズ VS.抗うつ薬
     17.うつの再発率が低い!
     18.うつで灰白質と海馬が萎縮する
     19.うつは回路の断絶によって起こる
     20.「回路のつなぎなおし」
     21.どんなエクササイズが効果的なのか?
     22.効果的なエクササイズの強度と回数は?
     23.エクササイズ時間の長さ
     24.うつの改善はいつごろあらわれるのか

    第5章 想像するだけで脳は変わる
     1.心は脳を変えるのだろうか?
     2.苦手チームを克服したメントレ
     3.マッピングの強力な武器TMS
     4.心の中でのピアノの練習
     5.メントレは幅広く応用できる
     6.認知療法で脳が変わる
     7.認知療法に瞑想を追加で効果倍増
     8.関心を向ける
     9.脳を変えるのに関心が欠かせない 10.「心の筋トレ」瞑想
     11.バイオフィードバックで痛みを軽減する
     12.瞑想で痛みを軽減する
     13.瞑想は集中力を高める
     14.瞑想で脳が拡大する!

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