毒と薬のひみつ 毒も薬も使い方しだい、正しい知識で毒を制す! (サイエンス・アイ新書)

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著者 : 齋藤勝裕
  • ソフトバンククリエイティブ (2008年12月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797350265

毒と薬のひみつ 毒も薬も使い方しだい、正しい知識で毒を制す! (サイエンス・アイ新書)の感想・レビュー・書評

  • 様々な毒の種類や致死量の話に始まり、メカニズム、薬との関係、歴史や事件に関与する薬や毒の話に至るまでわかりやすくカラー図解入りで説明されています。

    分子構造もたくさん出てきますが、有機化学を学んでないレベルでも十分に読むことができると思います。

    幅広く書かれているので、雑学として楽しむことができました。

  •  マンガイラストつきで、読みやすかったです。

    参考までに以下、目次

    はじめに

    第Ⅰ部

    第1章 毒とは何か
    1、毒とは人に害を与えるもの 2、毒の強さランキング 3、世界五大毒 4、毒の種類 5、身の回りの毒 6、水も人を殺す 7、量が毒をなす 8、毒の強さを表す致死量 9、致死量のアイマイさ COLUMN、メラミン入り乳製品

    第2章 薬とは何か
    1、苦しみをやわらげるもの 2、すぐれた薬とは? 3、意外なものが薬になる 4、日本はミイラの輸入国だった 5、有効量は薬の効き目の指標 6、副作用のない薬はない 7、薬は鍵穴に入る鍵 8、免疫は生体自前の薬 COLUMN、食物連鎖

    第Ⅱ部

    第3章 自然界の毒
    1、地上最強の毒は? 2、フグがためこむフグ毒 3、毒の世界四大文化圏 4、ワラビの発がん性毒 5、猛毒リシンはヒマシ油の兄弟 6、美しいキノコは毒キノコ 7、カエルはストレスによって毒をだす 8、幻の毒鳥発見 9、蜂の毒はヒトがつくる? 10、病気と間違える重金属毒 COLUMN、キノコ毒のいろいろ

    第4章 人工の毒
    1、殺虫剤は人をも殺す 2、除草剤の毒性 3、土壌殺菌剤 4、家庭にある毒 5、洗剤と流化水素 6、食卓の毒 7、工場で使う毒 8、PCBとダイオキシンは兄弟 9、狂気の化学兵器 COLUMN、発毛剤の発毛作用

    第5章 毒のメカニズム
    1、メタノールで失明するのはなぜか? 2、青酸カリで死ぬのはなぜか? 3、フグ毒で死ぬのはなぜか? 4、キノコ毒で死ぬのはなぜか? 5、サリンで死ぬのはなぜか? COLUMN、毒蛇ペット

    第Ⅲ部
    第6章 天然の薬
    1、自然界は薬の宝庫 2、漢方薬と西洋医学の薬 3、抗生物質と細菌の闘争 4、ビタミンとホルモンはなにが違う? 5、精力剤は効くか? 6、媚薬は効くか? 7、不老長寿薬は存在するか? 8、不老長寿は存在する COLUMN、クラゲの毒

    第7章 合成された薬
    1、アスピリンは合成薬の原点 2、アスピリンはなぜ効くのか? 3、改質抗生物質は合成薬? 4、抗がん剤の開発 5、金属を含む薬剤 6、洗剤は将来の薬剤 7、副作用なしのDDS 8、超分子の抗がん剤 9、アレルギーなしの人工ワクチン 10、DNAとオーダメイド薬 COLUMN、お札

    第Ⅳ部 毒か薬か
    第8章 薬になる毒
    1、民族を飢えから救う矢毒 2、痛みから解放する毒 3、難病から開放する毒 4、トリカブト毒は強心剤 5、アトロビン毒と乙女心 6、ボツリヌス毒でお肌の若返り 7、ダイナマイト工場で見つかった特効薬 COLUMN、包装材

    第9章 毒になる薬
    1、量が毒になる 2、副作用の毒 3、薬を混ぜたらどうなるか? 4、水薬に入れられた増粘剤 5、お酒に混じるもの 6、ポリエチレンに入れられた可塑剤 7、悪魔のサリドマイド 8、天使のサリドマイド 9、命を削ったダイエット剤 COLUMN、アスベスト

    第10章 歴史を動かす毒と薬
    1、皇帝の愛用した薬 2、ローマ皇帝を狂気にした毒 3、中国皇帝を狂気にした毒 4、クレオパトラの毒と薬 5、ルネッサンスの毒と薬 6、貴婦人の小瓶の中身は? 7、ナポレオン暗殺説の謎 8、ソクラテスはなぜ死んだ? 9、大仏様が毒になる? 10、帝政ロシアの怪僧 COLUMN、煮ても焼いても

    第11章 精神を動かす毒と薬
    1、魔女とLSD 2、暗殺をうながす美女と毒 3、ゾロアスター教の秘薬 4、麻薬は毒か薬か? 5、タバコは精神安定剤か? 6、弘法大師も愛用した般若湯 7、特攻隊の水杯の謎 8、現代の麻薬 9、うつ病は薬で治るか?

    あとがき、索引、参考文献

  • 毒と薬について、やさしく解説されていた。
    日常生活の中で見かける化学物質(食品添加物や洗剤、飲食物など)についての記載もあり、楽しく読めた。

  • 見開き1ページ毎に分かりやすく書かれている。こういう本があれば学生時代の理系の授業も楽しかったろうなと思う。

  • 毒と薬の身体に対する作用の仕方について知りたくて購入しました。素人でも分かりやすく記述されていて、またカラーなので読みやすく勉強になりました。

  • 様々な毒と薬についての本。
    身近にあるもの、よく耳にするものについて自分があまりにも知識がないことを知らされる1冊。
    例えば科学的に合成されたものより自然界にあるものの方がはるかに毒性が強かったり、古代には美食のためにそうとは知らず毒物を摂取していたり…。
    ちょっとした薀蓄としても面白かった。
    軽い感じの本ではあるけれど、あまり深く書いてしまうと何かの事件が起こった際に問題になってしまう可能性があるジャンル、という事なのでその辺は納得しておこう。
    毒殺された有名人についてや、毒を使った最近の事件などにも触れられていて、それでも十分面白かった。

  • 2009年2月4日登録

  • 命を奪う毒と、命を救う薬は正反対のもの。しかし、実際には同じものであることが多い。同じ物質が、あるときには毒になり、またあるときには薬になる。本書は「毒と薬」を対比しながら、毒と薬の本質を解き明かしていく。

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毒と薬のひみつ 毒も薬も使い方しだい、正しい知識で毒を制す! (サイエンス・アイ新書)の作品紹介

毒と薬は化学的には同じものです。要するに、まったく同じ分子構造をしているのです。適量を服用すれば薬になりますが、たくさん飲むと毒に変身してしまいます。私たちの祖先は毒を手なずけて「薬」に変化させ、最強の味方にしてきたのです。しかし、薬は常に毒になる機会をうかがい、毒は薬として名誉挽回する機会を待ち望んでいるのですから、その恩恵にあずかるためには正確な知識をもつことが重要になります。

毒と薬のひみつ 毒も薬も使い方しだい、正しい知識で毒を制す! (サイエンス・アイ新書)はこんな本です

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